今日から始めるモバイル決済

「PayPay」ミニアプリからPCR検査キットを購入可能に

» 2021年07月27日 14時00分 公開

 PayPayは、7月27日にキャッシュレス決済サービス「PayPay」アプリ内で、新型コロナウイルス感染症の唾液PCR検査キットを購入できるミニアプリ「PCR検査キット」を提供開始した。

PayPay 「PayPay」アプリ内でミニアプリ「PCR検査キット」を提供開始

 PayPayアプリ内のPCR検査キットのアイコンから、ヘルスケアテクノロジーズのWebサイトを経由してPCR検査キットを購入する。ミニアプリからは検査キットの購入までが可能で、検体採取や検査、結果の確認には検査キットの到着後にヘルスケアアプリ「HELPO(ヘルポ)」のダウンロードと必要な情報の登録が必要だ。

 ユーザーはHELPOをダウンロードして検査日を登録し、検査キットを使って検体を採取。所定の方法で検査センターへ返送するとSB新型コロナウイルス検査センターが提供するPCR検査が行われ、検査結果はHELPOで確認できる。決済金額やPayPayボーナスの付与予定金額はPayPayアプリ内の「取引履歴」から確認できる。

PayPay 購入手順

 価格は1人用が6050円(税込み、以下同)、2人用が1万1000円、3人用が1万4850円、4人用が1万7600円、5人用が1万9800円となり、5人用は1人当たり3960円となる。価格は検査代2200円と配送や梱包資材費などを合わせた金額で、唾液PCR検体採取キット、返送用の梱包資材、検査手順の冊子などが含まれているが検体を検査センターへ返送する送料は利用者負担となる。PCR検査キットの提供期間は、ヘルスケアテクノロジーズの該当検査キットの販売期間に準ずる。

 対象は、ヘルスケアテクノロジーズまたはSB新型コロナウイルス検査センターが提携する医療機関がある北海道、茨城県、栃木県、東京都、神奈川県、福岡県在住の利用者を推奨。沖縄と離島は除き、上記以外の地域からも申し込めるが、「陽性疑い」の結果が出た場合に相談できる医療機関をあらかじめ確認するよう求めている。本検査キットは無症状の方や濃厚接触者に該当しない、医療機関から陽性と診断されていない利用者を対象とし、感染や濃厚接触者の疑いがある利用者は医療機関での検査や医師の診断を推奨している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年