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» 2021年09月13日 10時15分 公開

au 5Gのエリアが拡大 鉄道沿線や商業地域など

KDDIが、au 5Gエリア拡大の取り組みを発表した。鉄道沿線(特にホーム)における5Gエリア化を進めた他、全国の80駅の半径500m以内の商業地域の5Gエリア化も推進したという。

[井上翔ITmedia]

 KDDIは9月13日、都市圏の鉄道路線と商業地域における「au 5G」エリアの拡充を発表した。6月30日付で発表した「鉄道路線5G化」に関する取り組みの続報で、より広いエリアで5G通信を行えることをアピールしている。

鉄道路線の5Gエリア化

 鉄道路線のエリア化では、東京都内の「山手線」と大阪市内の「大阪環状線」において駅ホームの5Gエリア化を進めてきたが、今回の発表では両路線の駅間も5G化を完了したという。また、以下の路線と区間についても、駅ホームの5Gエリア化を完了したとのことだ。

  • JR中央・総武線(東京〜中野間)
  • JR京浜東北線(品川〜赤羽間、東十条駅を除く)
  • JR埼京線(大崎から赤羽間)
  • 西武新宿線(西武新宿〜野方間)

 なお、今回の5Gエリア化には、au 4G LTEで利用していた既存周波数帯の5Gへの転用(NR化)による対応も含まれている。

エリア化 山手線と大阪環状線は、駅間の5Gエリア化を完了した

商業地域の5Gエリア化

 商業地域における5Gエリア化は、同社が重点地域として定めた全国80の鉄道駅の周辺(半径500m以内)を中心に進められた。地域別の内訳は以下の通り。

  • 北海道:4駅
  • 関東:51駅(東京都48駅、神奈川県2駅、長野県1駅)
  • 中部:6駅(愛知県5駅、長野県1駅)
  • 近畿:14駅(大阪府12駅、京都府1駅、兵庫県1駅)
  • 中国:1駅(広島県)
  • 四国:1駅(愛媛県)
  • 九州:3駅(福岡県)

 具体的なエリアは、特設サイトにまとめられている。

商業施設 商業地域のエリア化では、都市圏を中心に80駅を重点的に行ったという

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