KDDIと沖縄セルラー電話は9月29日9時から、オンライン専用ブランド「povo(ポヴォ)」の新しい料金プラン(povo2.0)の提供を開始する。月額料金は0円(無料)からとなるが、一定の課金がない場合、事前予告の上で利用停止または契約解除となるなる場合がある(参考記事)。
povo2.0では、高速データ通信も「トッピング」として提供することで、全く使わない月は月額0円から維持できるようになったことが大きな特徴だ。用意される有料トッピングは以下の通りだ(料金は全て税込み)。
(※1)データ使い放題トッピングを利用した場合は、ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度制限がかかることがあります
(※2)国内通話分が対象ですが、対象外の通話先(「0570」「0180」で始まる番号など)があります
(※3)5分を超過した場合、30秒ごとに22円の通話料金がかかります
データトッピングは、上記の有料トッピングの他、プロモーションの一環として付与される「#ギガ活」も用意される。データトッピングなしでデータ通信をする場合は、速度が上下最大128kbpsに制限される。
サービス開始の発表に合わせて新設された「サポートトッピング」は、その名の通りサポートサービスを提供する有料トッピングだ。9月29日時点で用意されるのは「スマホ故障サポート」のみとなる。
スマホ故障サポートは、その名の通りスマホが故障、破損、水濡れした場合にKDDIが指定する交換用端末の提供(補償)を受けられるトッピングだ。対象となる端末はpovo2.0が利用できるスマートフォン(iPhone/Android)で、月額料金は830円となる。
このトッピングは購入手続きをした翌月からサービス(課金)が始まる。特に申し出がない場合は自動継続となり、一度解約するとその翌日から180日間は再加入できない。
交換用端末の提供は1年に2回までとなる(※4)。交換利用時は、端末によって以下の負担金(税込み)が別途請求される。なお、紛失/盗難時の補償はないので注意しよう。
(※4)期間の起算日は1回目の端末交換を申し込んだ日となります
交換手続きは「povo2.0アプリ」を介して行う。外装破損がない故障の場合、チャットによる「故障診断」を経てから手続きが進められるようになっている。交換用端末は、最短で手続き当日に、原則として手続き翌日までに届く。
ただし、トッピングの課金が始まった後でも、補償対象の端末の登録が完了するまでは補償手続きを行えないので注意しよう。
auブランドのサービスからpovo2.0に移行する場合、故障紛失サポートの取り扱いは以下の通りとなる。
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