キングソフトは9月30日、クラウドベースのオフィススイート「WPS Docs」の提供を開始した。Webベースで利用できる無料版(広告表示あり)と、「WPS Office」のデスクトップアプリも利用できる有料版(広告表示なし)が用意されており、有料版のライセンス料金(税込み)は1年間で4650円、または6カ月間で2520円となる。
WPS Docsは、WPS Officeのクラウド版で、時間、場所やアクセス方法を問わず利用できることが特徴だ。クラウドストレージを利用してドキュメントを複数のユーザーで共同/同時編集することも可能だ。
対応するプラットフォームは以下の通り。
(※1)有料版でデスクトップアプリをインストールする場合は、ストレージに1.5GB以上の空き容量が必要
ファイルの保存や共有に利用するクラウドストレージは、無料版で1GB、有料版で20GBを利用できる。利用に当たってはアカウントの作成が必要だが、以下のWebサービスのアカウントを持っている場合は、それを利用したログインにも対応する。
クラウドストレージを利用すると、複数ユーザーによる共同/同時編集もできる。ユーザーごとに編集できる領域を設定することも可能で、過去のファイルも「当日中」「過去3日間」「過去7日間」とさかのぼって確認できる編集/閲覧に対応するドキュメントは以下の通り。
(※2)編集は、有料版でデスクトップアプリを利用した場合のみ可能
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