世界を変える5G

ドコモが「ThinkPad X1 Nano」の5Gモデルを販売 「いつでもカエドキプログラム」対応構成は固定

» 2021年10月06日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 NTTドコモは10月6日、Lenovo(レノボ)製13型ノートPC「ThinkPad X1 Nano」の5G通信対応モデルを発売する。ドコモオンラインショップでの販売価格は23万9976円(税込み、以下同)となる。残価設定型の24回払い「いつでもカエドキプログラム」で購入することも可能で、残価(24回目の分割支払金)は9万6360円に設定されている。

ThinkPad X1 Nano ThinkPad X1 Nano

ThinkPad X1 Nanoの概要

 ThinkPad X1 Nanoは、レノボ・ジャパン(Lenovoの日本法人)の大和研究所(横浜市西区)が主導して開発されたノートPCで、日本では2020年12月に発売された。

 ドコモが取り扱うのは5Gモデムを内蔵する構成で、以下の通り固定仕様となる(カスタマイズ不可)。なお、ドコモが個人向けにPCを販売するのは今回が初めてとなる(※1)。

  • CPU:Core i5-1130G7(1.8GHz〜4GHz、4コア8スレッド)
  • メインメモリ:16GB(LPDDR4X、増設/換装不可)
  • ストレージ:512GB SSD(PCI Express接続)
  • ディスプレイ:13型IPS液晶(2160×1350ピクセル)
  • OS:Windows 10 Home(64bit版)(Windows 11 Homeにアップグレード可)
  • キーボード:日本語配列(バックライト付き)
  • ポート類:Thunderbolt 4(USB4)×2、イヤフォン/マイクコンボジャック
  • 無線通信:Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.1、5G/LTE

(※1)かつて富士通(現FCNT)製の「Windows 7ケータイ F-07C」を取り扱ったが、これはあくまでも“iモードケータイ”の1つという扱いだった

 販売はドコモオンラインショップの他、ドコモショップ、主要な家電量販店で行う。購入時はドコモが提供する分割払い(割賦)も利用可能で、先述の通り、いつでもカエドキプログラムにも対応している。ただし、店舗では取り寄せ対応(事前予約をした上での購入)となる。

実機 ドコモが販売するThinkPad X1 Nanoは固定構成で、カスタマイズ(CTO)には対応しない

料金プランは既存のもので対応

 ドコモ回線とひも付けて使う場合は、既存の全ての5G料金プランに対応する。現在提供されている5G料金プランは以下の通り。

  • 5Gギガホ プレミア
  • 5Gギガライト
  • 5Gデータプラス
  • ahamo

 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」「ギガホ」のいずれかで契約しているドコモ回線がある場合、これらの回線にひも付けて5Gデータプラスを契約することで、5G/Xi(LTE)通信を月額1100円(税込み)で利用できる(ひも付けは同一名義でのみ可能)。

展示は3店舗のみ

 ThinkPad X1 Nanoの実機は、以下の店舗でのみ展示される。

  • ドコモショップ 丸の内店(東京都千代田区)
  • ドコモショップ グランフロント大阪店(大阪市北区)
  • d garden 名古屋栄店(名古屋市中区)

サポートはメーカーから

 ThinkPad X1 Nanoは、メーカーブランド製品扱いとなる。そのため、修理対応を含む製品サポートはレノボ・ジャパンから提供される。拡張保守サービスが必要な場合は、同社から購入することになる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  6. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
  10. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年