NTTドコモが、世界最小のWindows 7搭載PCでもあり、Symbian OSを搭載したiモードケータイでもある“Windows 7ケータイ”「F-07C」を7月23日に全国で発売すると発表した。7月22日までは全国のドコモショップで事前予約を受け付ける。
F-07Cは、Atom Z600(1.2GHz/Hyper-Threading Technology対応)とWindows 7 Home Premium 32ビット版を搭載した世界最小PCと、Symbian OSベースのiモードケータイの2つのモードを切り替えて利用できるユニークな端末。PCとしてのスペックはAtom搭載Netbook並み。チップセットはIntel SM35 Expressで、1Gバイトのメインメモリ、32Gバイトのフラッシュストレージなどを搭載する。ディスプレイは4インチと小ぶりながら、解像度は1024×600ピクセル表示に対応し、タッチ操作も可能。ディスプレイをスライドして開くとトラックボール型のポインティングデバイスとQWERTYキーボードが利用できる。
本体上面の切り替えキーにより、Windows動作モードとケータイモード(Symbian OS)に切り替えることができ、iモードケータイとしても利用可能。Windowsモードで作業中に電話の着信があればケータイモードに自動的に切り替わり、ケータイとして通話できる。終話すればWindowsモードに戻る仕組みだ。
Windowsモード時のバッテリー動作時間は約2時間。Windowsモードでの3Gデータ通信は、iモードケータイをPCに差してデータ通信を行う「PCデータ通信」と同じ扱いになるため、パケ・ホーダイ フラットの契約だと、データ通信料の上限は1万395円になる。
機種名 | FMV LOOX F-07C |
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OS(Windows 7モード) | Windows 7 Home Premium(32ビット版) |
OS(ケータイモード) | Symbian OS |
メインディスプレイ | 4インチWSVGA(1024×600ピクセル)タッチパネル液晶 |
CPU | FMV Atom Z600/1.2GHz(50%駆動) |
メインメモリ | 1Gバイト |
ストレージ | 32GバイトSSD |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約61×125×19.8ミリ(最厚部約19.8ミリ) |
重さ | 約218グラム |
連続通話時間 | 3G:約370分、GSM:約440分 |
連続待受時間 | 3G:約600時間、GSM:約400時間 |
バッテリー駆動時間(Windows 7モード) | 約2時間 |
アウトカメラ | 有効510万画素CMOS(ケータイモード時は有効約500万画素) |
インカメラ | 有効32万画素CMOS(Windows 7モード時は約17万画素) |
外部メモリ | microSDHC(別売り/最大32Gバイト) |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | HSDPA/HSUPA(下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps)、GPS/オートGPS(ケータイモードのみ)、Wi-Fi(802.11b/g/n)、Bluetooth、WORLD WING(3G+GSM)、おサイフケータイ、i Bodymo ほか |
ボディカラー | Navy Black |
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