米Googleは2月10日(現地時間)、次期モバイルOS「Android 13」の最初のDeveloper Previewを公開した。専用サイトからPixel 4および4 XL、Pixel 4aおよび4a(5G)、Pixel 5および5a、Pixel 6および6 Proにシステムイメージをダウンロードし、インストールできる。
「Android 13では、プライバシーとセキュリティ、開発者の生産性など、いくつかの重要な課題を継続している」という。
本稿ではユーザーが直接見ることになる新機能の一部を紹介する。
Android 12で導入された「Material You」は、壁紙の色に合わせて端末全体のボタンやツールの色が統一される機能。オプトインすればアプリアイコンも統一できるが、Android 12では対応するのがGoogleのアプリのみだった。これが、サードパーティアプリのアイコンにも適用できるようになる。
システム全体で設定した言語とは別の言語をアプリごとに選べるようになる。例えばシステム全体の言語を日本語にしていても、Chromeブラウザは英語で使いたいというような場合に便利になる。
ユーザーが任意のアプリで端末内およびクラウド上の画像と動画を表示し、そこから特定の画像あるいは動画を選択するための専用の「ピッカー」が追加される。これにより、アプリに端末内のすべての画像と動画へのアクセスを許可せずに目的の画像あるいは動画を選択できる。
デベロッパープレビューは上記のPixelシリーズを持っていれば誰でもインストールできるが、あくまでも開発者のためのプレビューだ。一般ユーザー向けのβ版は5月(Google I/Oの開催時期)に公開される見込み。正式版は秋ごろだ。
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