米Appleは3月8日(現地時間)、第3世代の「iPhone SE」を発表した。発表後、Apple公式サイトから第2世代の「iPhone SE」の販売ページは消えた。つまり、販売終了となった。
第2世代のiPhone SEは、2020年4月の発売。「iPhone 8」ベースのデザインで、コンパクトで費用対効果の高いモデルだ。
第3世代は第2世代のデザインを踏襲しており、ホームボタンもある。5G通信に対応し、プロセッサはiPhone 13と同じ「A15 Bionic」を搭載する。第2世代では2021年9月に販売を終了した256GBモデルが復活した。
【訂正:2022年3月9日11時45分 初出時、「第2世代にはなかった256GBモデルが追加された」としていましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします。】
先代は64GBが4万9800円、128GBが5万5800円だった。第3世代は64GBが5万7800円、128GBは6万3800円、256GBは7万6800円(いずれも税込み価格)。
今回の発表は、既存モデルの価格に影響はなく、販売終了になったのはiPhone SE(第2世代)のみだった。Apple公式サイトで販売する最も安いiPhoneはiPhone SE(第3世代)の64GBモデルの5万7800円になった。次は「iPhone 11」の64GBモデル(6万1800円)。4万円台のiPhoneはなくなった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.