ドコモが2013年に「iPhone 5s/5c」の取り扱いを始めて、大手3キャリア全てがiPhoneを扱うようになると、ソフトバンクも徐々にAndroid端末に注力するようになる。
イー・モバイル、後にY!mobileブランドで、Androidのレファレンスモデル「Nexus 5」(2013年〜2014年)を販売。非常に販売実績がよく、「Nexus 6」の国内独占販売にもつながった。最近はモトローラ製のフォルダブルスマホ「motorola razr 5G」(2021年)や、1型センサーを搭載し、ライカのカメラ体験をスマホで実現した「Leitz Phone 1」(2021年)、「Google Pixel」シリーズのいくつかを国内独占販売している。
中国メーカーのスマホも積極的に取り扱っている。SIMロックフリーモデルとして発売された「HUAWEI Mate 10 Pro」と「HUAWEI nova lite 2」を大手キャリアとして初めてソフトバンクが販売した。また、OPPOやXiaomi、ZTE製の買いやすい5Gスマホもラインアップしている。
そして、2021年11月には、トースターや扇風機などで独自のスタンスを築いた家電メーカー、バルミューダの初めてのスマホ「BALMUDA Phone」を国内キャリアで独占販売した。
MNO4社全てがiPhoneを取り扱う今日、iPhoneのソフトバンクといった印象はかなり薄くなった。ユニークなAndroid端末を国内キャリア独占で扱うことで、アグレッシブな姿勢が強く押し出されている。これからどんな面白い端末を販売してくれるのか、今後も期待したい。
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