では、実際に手持ちのスマホと物理キーボードを接続してみましょう。ここでは、2021年2月に発売された「AQUOS Ssense5G(Android OS 11)」と、2015年3月発売の「Microsoft Universal Mobile Keyboard」を例に紹介していきます。
まず、「設定」→「接続済みのデバイス」→「新しいデバイスとペア設定する」へと進みます。
キーボード側でペアリング操作をして、スマホから検索できる状態にしておきます。Microsoft Universal Mobile Keyboardの場合、Windows、Android、iPad/iPhoneの切り替えスイッチがデバイス切り替えも兼ねているので、ここではAndroidの位置にスイッチをスライドさせてから、電源ボタンの長押しでペアリングモードに入ります。
キーボードがペアリング待機状態になると、スマホから検索できるようになり、「使用可能なデバイス」リストに表示されます。ここで、「Universal Mobile Keyboard」をタップします。すると、「Universal Mobile Keyboardをペアに設定しますか?」というダイアログボックス内に、Bluetoothペア設定コードが表示されます。接続したいキーボードで素早くコードを入力してからEnterキーを押します。
これで接続の設定が終わり、外部キーボード(ここではMicrosoft Universal Mobile Keyboard)から入力できるようになりました。
なお、接続する外付けキーボードがUS配列であれば、特に設定する必要はありませんが、JIS配列(国内メーカーのPCに付いてくるようなキーボード。簡単に確認するには、Enterキーの形が横長ならUS配列、左辺上部に出っ張りのある縦長であればJIS配列です)キーボードだと、キートップに印字されている通りの文字を入力できない場合があります。
そのようなときには、「キーボードレイアウトの設定」→「キーボードレイアウト」のリストから「日本語 109A 配列」と表示されているものをオンにしておきましょう。
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