米Googleは5月11日(現地時間)、年次開発者会議「Google I/O」で、スマートフォン、スマートウォッチ向けの決済サービス名称を「Google Wallet」に改めると発表した。
Google Walletは2011年にGoogleが初めてモバイル決済・送金サービスに参入する際に使用した名称。その後、AndroidスマホでNFCによるコンタクトレス決済が可能な「Android Pay」や、Google PlayストアやGmailなどで送金が可能な「Google Wallet」を展開していた。それらを統合したのが、2022年現在の「Google Pay」であるが、今回の発表で名称を再び元に戻した形だ。
また、Google Walletに車やホテルの鍵、それに運転免許証を格納できるようになる予定だ。同様の内容はAppleが「Wallet」アプリで先行している他、日本でもスマートフォンにマイナンバー機能の実装に向けた議論が進んでいる。
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