まず、CDレコミュージックをスマホにインストールしましょう。App StoreやGoogle Playで検索することもできますが、パッケージ裏にあるQRコードを読み取る方が手っ取り早いでしょう。
インストールが終わったら、CDレコ6の電源を入れて待機状態にします。電源に接続すれば、電源ON。ランプの色が緑から白または黄色に変わったら、接続準備OKです。
CDレコミュージックを開くと、初回のみデバイス内の写真やメディアへのアクセスを許可するか、ソフトウェアの利用規約に同意するか、ユーザーのプロファイルは? といった設定画面が表示されます。それぞれ許可、同意、プロファイル入力などを行って、初期設定を済ませましょう。
なお、Android 11以降のスマホを使っている場合、「Android11以上での注意事項」が表示されます。フォルダアイコンをタップしてから、移動先の「このフォルダを使用」「許可」とタップしていき、CDレコ6で取り込んだ音楽の保存場所を確定させておきましょう。
プロファイルまで入力すると、アプリ上に「さぁ、はじめよう」と表示されます。「CDを取り込む」という文字をタップすると、「著作権に関する注意事項」が表示されるので、よく読んでから「確認」をタップ。「ドライブ確認」の画面が表示されます。今回はワイヤレス(Wi-Fi)で接続するので、「Wi-Fi」をタップします。
「ドライブとWi-Fi接続する場合」の説明が表示されました。Wi-Fiで接続するためのSSID(アクセスポイント名)とパスワードがCDレコ6本体の裏側に記載されていることが分かります。「Wi-Fiで接続」をタップすると、スマホ本体のWi-Fi接続設定にジャンプします。そこで、CDレコ6に記載されているSSIDをタップし、パスワードを入力して接続しましょう。
なお、「インターネット接続がありません」「不安定」などダイアログが表示される場合は選択肢を選ばず無視して、スマホの戻るボタンなどでアプリに戻ってください。CDレコとのWi-Fi接続にはインターネット回線がなくても、アプリが自動でモバイル通信を利用します。
【訂正:2022年5月17日18時10分 初出時、「CDレコ6にはインターネットとつながる機能がない」と記述していましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします。該当する本文や図版を差し替えています。】
「CDをセットしてください」と表示されるので、取り込みたいCDをCDレコ6にセットします。アルバム情報の取り込みが完了すると、自動的にCD取り込み画面に戻りますので、右上の「開始」ボタンをタップしてCDの取り込みを始めます。
なお、CDレコ6を自宅のWi-Fiルーターと接続する設定をしておけば、CDを取り込みたくなったときに、いちいちスマホの接続先を変更することなく、スムーズにリッピングを始められます。
28分57秒のアルバムでしたが、取り込み開始からCD排出までにかかった時間は3分52秒。カセットテープの倍速ダビングより速いスピードで取り込みが完了しました。
スマホにリッピングした曲を、CDドライブのないPCで聴きたい、カーオーディオにつないで車の中で聴きたい、あるいはせっかくCDドライブの形をしたものがあるのだからCDプレーヤーとして使いたいと思うかもしれません。
USBメモリまたはSDメモリカードにCDレコ6を使ってコピーする方法を紹介します。
先述した手順で、スマホとCDレコ6を接続しておきます。CDレコ6のUSB端子にUSBメモリを挿入するか、SDメモリカードドライブにSDメモリカードを挿入します。ここでは、USBメモリを使いました。
コピーしたいアルバム、または曲名の右側にあるメニューアイコン(縦に・が3つ並んだもの)をタップし、表示されたメニューから「コピー」をタップすると「コピーを開始します」というダイアログボックスが表示されます。「OK」をタップして開始します。
スマホの通知リストにコピーの進捗(しんちょく)が表示されます。終わったら、USBメモリを取り出します。
CDプレーヤーとして使う場合は、USB接続のスピーカーまたはヘッドフォンなどを使います。
USB端子に接続して、CDをセット。自動的に再生が始まりますが、もし始まらなくても、電源ボタンを押せばOK。ヘッドフォンに再生ボタンがあれば、手元で操作することもできます。
推し活として、新たにデジタルで曲を購入するのもいいですが、配信サイトで販売されていない古い曲をCDとして持っているのであれば、このような方法でよみがえらせることができます。タンスの肥やしにしておくのではなく、スマホに取り込んでおいて、好きなアーティストをいつも身近に感じていたいものですね。
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