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iOS 16では「Apple Payで後払い」が利用可能に 米国で提供

» 2022年06月07日 04時56分 公開
[田中聡ITmedia]

 Appleが、2022年秋に配信予定の「iOS 16」で、米国向けに「Apple Payで後払い」を提供する。

 米国のユーザーがApple Payで支払うと、6週間にわたって4回の分割払いが可能になる。後払いは「ウォレット」アプリに組み込まれており、シームレスで安全な支払い方法だとしている。無利子で手数料も発生しないが、ユーザーのデビットカード口座の残高が不十分だと、カードの発行銀行から手数料が請求される場合がある。

Apple Payで後払い 4回の分割払いが利用できる「Apple Payで後払い」

 Apple Payで後払いは、Apple Payが使える場所なら、実店舗でもオンラインでも利用できる。「Apple Payで注文の追跡」に対応している店舗で利用すると、レシートや注文追跡情報をウォレットアプリで受け取れる。

Apple Payで後払い レシートや注文追跡情報をウォレットアプリから確認できる

 こちらも米国で利用できる、ウォレットの鍵と身分証明書の対応が拡大。本人確認と年齢確認が必要なアプリに、ウォレット内の身分証明書を使えるようになる。また、ウォレットに保存した自宅や車の鍵を、メッセージやメールなどのアプリから共有できるようになる

Apple Payで後払い ウォレットアプリの身分証明書をアプリで使ったり、鍵を共有したりできる

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