NTTドコモは2023年6月30日をもって、情報サービス「iコンシェル」の提供を終了する。iモードケータイ向けのサービスは7月1日以降利用できなくなる一方で、スマートフォン向けのサービスは既に併用可能な「my daiz(マイデイズ)」に完全統合される。
iモードケータイ向けのiコンシェルは、以下のスケジュールでサービスを終息する。
サービスの終了に伴う主な注意点は次の通り。
iモードケータイ向けのiコンシェルでは、iコンシェル(月額110円)に加えて「ケータイデータお預かりサービス」(月額110円)をセットで契約する必要がある(合算月額220円)。
サービス終了に伴って2023年6月30日付けで自動解約となるのはiコンシェルのみとなる。特に申し出がない限り、ケータイデータお預かりサービスの契約は継続されるため、必要に応じてMy docomoなどで解約するようにしたい。
先述の通り、iモードケータイ向けのiコンシェルは2023年6月30日をもって自動解約となるが、以下の条件を“全て”満たした回線については同年7月1日以降も「my daiz(月額コース)」として契約が継続する。
なお、iモードとspモードの重畳契約はFOMA(3G)回線とXi(LTE)回線で可能だったが、iモードと同時に新規申し込みの受付を終了している(参考記事)。
スマートフォン向けのiコンシェル(spモードケータイ向けを含む)は、以下のスケジュールでサービスを終息する。
スマホ/spモードケータイ向けのiコンシェルサービスは、原則としてmy daizと“併用”できる。そのため、iモード向けとは異なりサービスの終了に伴う自動解約は行われない。
my daiz/iコンシェル(月額コース)を契約しているユーザーは、2023年7月1日付でキャリアフリーコースもある「my daiz(月額コース)」へと自動移行される。My daizアプリを介して購入できる「my daiz/iコンシェル(30日コース)」(30日間250円/自動更新なし)は、同日付で「my daiz(30日コース)」にリニューアルされる(※1)。
(※1)2023年7月1日をまたぐ形でコースを購入した場合は、同日以降はiコンシェルに関わるサービスを利用できなくなる
スマホ向けiコンシェルのサービス終了に伴う注意点は次の通り。
スマホ向けのiコンシェルは、複数のアプリを組み合わせて提供されている。サービス終了に伴い利用できなくなるアプリは以下の通りだ。
しゃべってコンシェルアプリについては、2023年7月1日以降に「しゃべってキャラ」(キャラとの対話に対応するマチキャラ)の利用ができなくなる他、同アプリを使ったマチキャラの表示が保証対象外となる。
同アプリをmy daizアプリにアップデートすれば、しゃべってコンシェルアプリで利用していたマチキャラ/しゃべってキャラを引き続き利用できる(※2)。Androidスマホであればホーム画面上への表示も引き続き行えるので、早めにアップデートするようにしよう。
(※2)my daizアプリでしゃべってキャラを使う場合は、雑談応答のみ利用可能。他の応答は「my daizキャラ」での実施される。なおしゃべってコンシェルアプリを削除してmy daizアプリをインストールした場合は、マチキャラ/しゃべってキャラが引き継がれない(コンテンツによっては再ダウンロードできない恐れあり)
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