ICT総研は、8月16日に「2022年8月 マイナポイント利用状況に関する調査」の結果を発表。6006人へを対象にWebアンケートを行い、国勢調査の年代別構成比に合わせて配信/回収した。調査実施時期は7月29日〜8月1日。
マイナポイントの認知度/理解度を聞いたところ「内容を把握している」が58.9%、「聞いたことはあるが、内容は把握していない」が33.8%、「聞いたことがない」が7.3%となった。2020年8月のマイナポイント第1弾の調査では「内容を把握している」は36.8%、「聞いたことがない」は12.5%だったため、認知度/理解度が増加傾向にある。
2020年7月開始の第1弾のマイナポイント実施時のものも含め、52.2%が「マイナンバーカードの新規取得など(マイナンバーカードとキャッシュレス決済のひも付けなど)」申し込んだと回答。「健康保険証としての利用申し込み」は34.9%が、「公金受取口座の登録」は31.6%で、受付開始が6月30日だったことを含めると今後この比率はさらに拡大すると考えられる。
登録したキャッシュレス決済は「PayPay」が32.8%でトップとなり、次いで「楽天カード」「WAON」となる。選択した理由は「ふだん利用しているキャッシュレス決済だから」が53.8%、「多くのお店で使えると思ったから」が19.5%、「登録が簡単そうだと思ったから」が15.4%、「信頼できる事業者だと思たから」が11.5%で、前回調査で22.3%だった「国からの還元以外の特典が魅力的だから」が9.7%に留まった。
また申し込んでいないユーザーのうち「新規取得など」は26.1%、「健康保険証としての利用申し込み」は19.7%、「公金受取口座の登録」は15.2%が今後申し込む意向があると答えている。
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