予想以上に優秀だった「Pixel 6a」のカメラ 望遠カメラを除けばPixel 6 Proと遜色なし荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2022年08月29日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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いろんなシーンを撮ってみよう

Google Pixel 6a Pixel 6aの撮影中。中央の水準器が自動的に現れるのもいい。ズームは0.6x、1x、2xの3パターンで最高で7xまで行ける

 で終わってもアレなので、いろんなシーンでの作例もいこう。

 まず赤と青と緑の風景から。

Google Pixel 6a ちょっと影になっている赤い随神門もきれいに出ていて爽やかな(というには暑すぎたけど)夏の空だ

 夏らしくひまわりも行こう。2xのデジタルズームで撮ったがそれを感じさせない写りはよい。

Google Pixel 6a 2xの望遠でヒマワリを半分だけ入れてみた

 室内のホワイトバランスが難しい照明下でも、きちんと色を合わせてくれるのも特徴だ。

 このシーン。白熱灯に近い赤みが多い照明の下でありながら、Pixel 6aはきちんと白を白く合わせて撮ってくれた。

Google Pixel 6a 海鮮丼。暗目の色合わせが難しい照明下だったが白を白く合わせてくれた

 ただ、少し赤みを乗せたい、逆にもっとクールな感じにしたい、などなどちょっといじりたいときは、フォーカスを合わせたいところをタップする。すると、色温度、明るさ、シャドー部の3つをその場で調整できる。Pixelならではの、その場で感覚的に調整できる素晴らしい機能なので使うべし。

Google Pixel 6a メインの被写体をタップすれば3つの項目をいじれる。特に色温度とシャドー部のコントロールができるのは便利

 続いて、近距離の被写体ということで、たぬきの置物を撮ってみた。

Google Pixel 6a 民芸品のたぬきの置物が可愛かったのでつい

 人を撮るときは大きな円が顔の位置を示す。

Google Pixel 6a 人を見つけると顔に円が出て顔検出したことを教えてくれる(これが出るのは人のみ)
Google Pixel 6a 顔が少し日陰だったけどHDRがいい感じに働いてくれた

 そしてポートレートモードになると、1.5xくらいに画角が狭くなるのもPixelの特徴だ。

Google Pixel 6a ポートレートモードで背景ぼかし

 背景ぼかしのクオリティーは従来同様非常に高く、ポートレートに限らず日常的に使える。

Google Pixel 6a 疫病退散のアマビエが掘られた陶器の御守り(でいいのか?)。目立つよう背景をボカしてみた
Google Pixel 6a 花を見つけたのでポートレートモードで。遠いほど大きくボケているのが分かる

 そして夜。暗くなると自動的に夜景モードになる(設定にできる)。ちょっと人工的な感じはあるけど優秀である。

Google Pixel 6a スクリーンショットを取るときにブレちゃったけど、自動的に夜景モードになったときの図だ
Google Pixel 6a 夜景モードで電話ボックスと月。明るすぎて処理が難しい月の周りもなんとか処理できていてさすがGoogleのコンピュテーショナルフォトグラフィー

 夜景モードでもう1枚。夜、散歩していたら猫がいたのである。ごろんと転がっておとなしくしていたので、つい撮ってしまったのだ。それがけっこうよく撮れていたのである。

Google Pixel 6a 深夜の猫。端末を逆さにして地面におしつけて撮影。暗い住宅街だけど猫のひげまでちゃんと撮れている

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