「AQUOS R7」に20万円弱の価値はある? 1型センサーの新カメラやパフォーマンスを徹底検証(2/3 ページ)

» 2022年09月19日 10時00分 公開
[石井徹ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Pro IGZO OLEDディスプレイも最高峰の品質

 AQUOS R7は、カメラ以外の要素も現時点で最高峰のものを詰め込んでいる。とりわけ注目したいのがディスプレイで、「Pro IGZO OLED」と呼ばれるシャープ製の有機ELディスプレイを搭載している。

 画面サイズは6.6型と大きめで、HDR再生をサポート。ピーク輝度は2000ニトとスマートフォンのディスプレイの中でも高く、真夏の直射日光下でも十分に明るく表示できる性能を有している。加えて、120Hzでの画面表示(いわゆる倍速駆動)をサポートしており、SNSやWebブラウザなどの動きが非常に滑らかだ。

AQUOS R7 やや大きめのディスプレイは動画ビュワーとしてはちょうど良いサイズ感

 なお、AQUOS R6からの改良点として、ディスプレイの形状がフラットタイプとなっている。これにより、画面端での誤タッチの心配がなくなった。

 また、AQUOS R6は「最低輝度でも明るすぎる」という難点があったが、これも改善されている。AQUOS R7ではAndroid 12の「さらに輝度を下げる」機能に対応しており、この機能をオンにすれば、真っ暗な寝室で使っても目が痛くない程度まで画面輝度を下げられる。

AQUOS R7 明るいIGZOディスプレイだけに「さらに輝度を下げる」の対応がうれしい

 オーディオは本体にステレオスピーカーを内蔵。3.5mmイヤフォンジャックも備えている。内蔵スピーカーの音は本体の背面で反響し、手に持ったときにスピーカーの音がこもらないような設計となっている。サラウンド再生機能を有効にすると、内蔵スピーカーでも十分に立体的な音響が楽しめる。

デュアルSIMで「テザリングオート」がさらに実用的に

 AQUOSスマートフォンは、メーカー独自のユニークな機能がいくつか搭載されている。中でも実用性が高いのが「テザリングオート」だ。自宅や職場など、特定の場所を離れたときに、テザリングを自動でオン、オフする機能だ。この機能を活用すれば、出先でノートPCやタブレットを併用するときに、煩わしい設定なしで通信環境を確保できる。テザリングのみの利用なら消費電力は抑えられるため、8時間程度は追加充電なしで利用できる。

AQUOS R7 独自機能は「AQUOS トリック」という設定にまとめられている。とりわけ実用的な機能がテザリングオートだ

 AQUOS R7には、通信キャリアを問わず使えるというメリットもある。大手キャリアのNTTドコモとソフトバンクのみで販売されているが、両キャリア版ともデュアルSIMに対応しており、国内キャリアの主要周波数帯をカバーしている。例えば、NTTドコモ版のAQUOS R7にサブ回線として、LINEMOやpovo2.0など他社網のサービスを導入しておけば、メイン回線の電波環境が悪いときや、通信障害が発生した際のバックアップ回線として利用できる。

AQUOS R7 nanoSIMとeSIMのデュアルSIMをサポート。通信障害への備えにも活用できる

 筆者はソフトバンク版のAQUOS R7で、NTTドコモ網のnanoSIMとソフトバンク網のeSIMという2回線で試用してみたが、両回線とも5G網でおよそ数百Mbpsという高速通信が可能だった。なお、AQUOS R7では各キャリアの主要案周波数帯はサポートしているが、キャリアアグリゲーションの組み合わせについては両キャリア版で異なる可能性があるため、NTTドコモ網をメインで使う人はNTTドコモ版のAQUOS R7 SH-52Cを、ソフトバンク網をメインで使う人はソフトバンク版のAQUOS R7(A202SH)を選ぶといいだろう。AQUOS R7 SH-52Cは、NTTドコモが8月末に開始した5G SAサービスにも対応している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月12日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  4. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  5. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. コレがたったの3630円――初代PlayStationを模したケース、セブン-イレブンなどで7月6日発売 (2026年06月11日)
  8. 動画配信「ABEMA」の障害復旧 約4時間17分にわたり視聴できず SNSに悲鳴【訂正】 (2026年06月10日)
  9. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  10. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー