TV“以外”でセットアップすると大苦戦? 「Fire TV Cube(第3世代)」開封レビュー(2/2 ページ)

» 2022年10月27日 00時00分 公開
[井上翔ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

セットアップは簡単 しかし……

 Fire TV Cube(第3世代)のセットアップは簡単だ。基本的にはセットアップガイドの指示通りにTVやルーターなどに接続して、最後に電源ケーブルをつないで起動すれば始められる。

 他のFire TVシリーズのように、始めはリモコンの認識から始める。通常は本体の近くに乾電池を入れたリモコンを置くと検出されるのだが、うまく検出されない場合はリモコンのホームキーを長押ししてみよう。

実際につないだ図 とりあえずセットアップするためにHDMI出力端子、電源入力端子、有線LAN端子に必要なケーブルをつないだ。有線LANケーブルを直接差し込めるようになったのは、有線接続派としては非常にうれしい
リモコン 付属のリモコンは、ABEMAボタンの付いた最新版である。セットアップ時に検出できない場合は、ホームボタン(家のアイコンのボタン)を長く押そう

 Wi-Fi(無線LAN)または有線LANでインターネットに接続すると、本体ソフトウェアの更新チェックが始まる。購入のタイミングにもよるが、通常は何らかの更新があるはずなので完了するまで待とう。更新の内容によって本体が再起動することもあるが、更新が完了すればセットアップを続行できる。

 ソフトウェアの更新チェックが終わると、次はAmazonアカウントへのログインだ。リモコンを使った手動入力の他、スマートフォンでQRコードを読み取り、スマホでログインしているAmazonアカウントを流用することも可能だ。

 なお、Amazon.co.jpで購入する場合、あらかじめAmazonアカウントをプリセットする「簡単セットアップ」が標準で有効となっている。自分で使うことを前提とする場合、簡単セットアップを使うとAmazonアカウントやWi-FiのSSID(アクセスポイント名)/パスワードの入力を省略できて便利だ(※1)。

(※1)Wi-FiのSSID/パスワード入力の省略は、過去にAmazonデバイスでWi-Fiの接続設定をしたことがある場合のみ利用可能

 しかし、友人などにプレゼントするために購入する場合は、プライバシーを漏らすことになる上、もらった相手が自分のアカウントを入力するのに難儀する可能性があるので、プレゼント用に買う場合は簡単セットアップのチェックを外してカートに入れるようにしたい。

セットアップ セットアップの冒頭ではソフトウェアの更新チェックが入る。ほとんどの場合、何らかの更新があるはずなので終わるまでジッと待とう
Amazon Amazon.co.jpで購入する場合、標準で簡単セットアップが有効化されている。他人にプレゼントするために購入する場合は、このチェックを外してからカートに入れよう(後で面倒なことになる)

 Fire TV Cubeには赤外線リモコン機能が備わっている。これを使ってAlexaを経由してTVや動画プレーヤー/レコーダーのコントロールを行える……のだが、筆者の環境ではFire TV CubeではTVの赤外線(リモコン)操作テストのプロセスをスキップできないようになっていた。明示的にTVのメーカーを指定するための「詳細設定」や、プロジェクターへの接続を設定する画面に遷移することはできるのだが、プロセスそのものは回避できなかったのだ。

 なぜこんなことを言っているのかというと、今回筆者はFire TV CubeをHDMI入力端子付きのPC向け液晶ディスプレイにつなごうとしたからである。このディスプレイには当然、赤外線リモコンはない。そのため赤外線によるコントロール自体が無理なのだが、Fire TV Cubeは“お構いなし”で赤外線コントロールのテストを始めてしまった。

 TVではなく液晶ディスプレイにつなごうとすることはレアケースなのかもしれないが、このプロセスをスキップする方法は用意してほしかった……。なお今回は、無理やりテストがうまく行ったことにして、その場をしのいでいる。

飛ばせないプロセス Fire TV Cubeの赤外線(リモコン)操作のテストは飛ばすことができなかった。PC用ディスプレイにつなごうとする場合は要注意である

 環境固有のトラブルが多少あったとはいえ、セットアップのプロセスは他のFire TVシリーズとそう大きく変わることはない。Fire TVシリーズを使ったことがあれば、戸惑うことはないだろう。

 本当はレビューをもう少し続けたいのだが、まだセットアップしてから数時間しかたっていない。もう少しじっくり使ってから、改めて感想は述べたいと思う。

セットアップ画面 “真の”セットアップ完了画面である「Fire TVへようこそ」。ここでOKを押せば、Fire TVの世界に入る
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月25日 更新
  1. ダイソーで550円の「マグネット式ノートパソコン用スマートフォンホルダー」は磁力も強くて優秀だった (2026年05月23日)
  2. 「手書き」より「キーボード」を望む子供たち スマホ・PCが変えた文字入力の歴史と、今こそ見直したい手書きの価値 (2026年05月24日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. なぜ? 「Rakuten WiFi Pocket 5G」販売再開も、Rakuten Linkは利用できず 理由を楽天モバイルに聞いた (2026年05月23日)
  5. ソニー、AIカメラアシスタントが売りのXperia 1 VIIIを発表――公式Xアカウントはなぜ大炎上したのか (2026年05月24日)
  6. あの“ロボットマラソン”でHONORが優勝していた スマホ技術を応用した「Robot Phone」から家庭用ロボット実現へ、AI戦略の全貌 (2026年05月24日)
  7. 【ワークマン】2500円の「ベーシックアンカーリュック」 多様なシーンで使える容量24Lの収納力 (2026年05月24日)
  8. なぜ「ドコモの障害」と誤解されたのか? 19日に設備障害が起きたMVNOに確認して分かったこと (2026年05月22日)
  9. あなどれないワークマンの“小物” 手頃で機能性に優れているのが決め手か (2026年05月23日)
  10. 「値上げ」は悪手ではない? KDDIとソフトバンクの“価値競争への転換”から見える勝ち筋 (2026年05月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年