米Googleは11月14日(現地時間)、ユーザーのヘルスケアおよびフィットネス関連データを管理するアプリ「Health Connect」(日本では「ヘルスコネクト」)のβ版をGoogle Playストアで公開した。
ヘルスコネクトは、「Google Fit」などのヘルスケアやフィットネス関連のアプリが収集するデータへのアクセスを一元化し、ユーザーが管理しやすくすることを目的としたアプリ。現在、Google Fit、「Fitbit」の他、「Samsung Health」「MyFitnessPal」「Oura」「Peloton」など10件以上のアプリが対応している。
アプリ開発者にとってヘルスコネクトに対応するメリットは、他のアプリと連携するために新たな統合を構築する必要がなくなることだ。ユーザーは、アプリごとにアクセス許可を管理する必要がなくなり、どのデータをどのアプリに送るかを切り替えたり、アプリがそのデータにアクセスしたかどうかを全てヘルスコネクトで確認したりできる。データは6カテゴリー40種類以上に分類されている。
GoogleはSamsung Healthを提供する韓国Samsung Electroniccsと協力してこのアプリを構築した。両社はスマートウォッチOS「Wear OS 3」開発でも協力した。
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