ソフトバンクの「LINEMO」はどういう経緯で生まれたサービス?モバイルIT用語辞典

» 2022年12月19日 13時30分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 2021年3月にソフトバンクが提供を始めたオンラインブランド「LINEMO」。ソフトバンクのMNOサービスであり、2021年以前にMVNOサービスを展開していたLINEモバイルはLINEMOの提供開始後にソフトバンクが子会社化している。

LINEMO LINEMOのロゴ

 2022年12月現在、LINEMOはデータ容量3GBの「ミニプラン」を月額990円(税込み)、データ容量20GBの「スマホプラン」を2728円(税込み)で提供している。LINE上でさまざまなLINEスタンプが使える月額サービス「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」など、LINEに関わるサービスを提供している他、LINEでデータ容量や料金の確認が可能となっている。

 2020年ごろから総務省が継続して取り組んできた、携帯電話料金の低減や手続きの簡素化などを目指す「アクション・プラン」により生まれたといえるLINEMO。2021年3月にLINEとZホールディングスが経営統合したのを契機にLINEMOが実現し、旧LINEモバイルを完全子会社化、2022年3月に吸収合併。ソフトバンクが一括してサービスを提供するLINEMOへシフトしていった。

 2020年12月にソフトバンクが発表した当初の名称は「SoftBank on LINE」。当初の月額料金は2980円(税別)で、国内通話の5分以内定額オプションを設けることで月額料金を2480円(税別)と改めていた。

 なおLINEを連携しない状態でもLINEMOは利用可能。その場合、オンライン上の「My Menu」にて契約内容の変更やデータ残量の確認を行える。

LINEMO LINEMOの概要

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月26日 更新
  1. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  2. mineo料金プラン改定の真相 最安狙わず「データ増量+低速使い放題」で“ちょうどいい”を追求 (2025年12月25日)
  3. 3COINSで1万1000円の「プロジェクター」を試す 自動台形補正、HDMI入力、Android OS搭載で満足度は高め (2025年12月24日)
  4. 若いiPhoneユーザーの間で「クリアケース」に人気が集まっている理由 すべては“推し”のために (2025年12月25日)
  5. 時刻表が“QRコード”だけになった──SNSで「不便」「むしろ不要」と賛否 横浜市営地下鉄は元に戻すのか? (2025年11月21日)
  6. 関東地方で5G通信が速いキャリアは? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでICT総研が比較(2025年12月) (2025年12月24日)
  7. iPhone 17 Proで話題になった「8倍光学品質ズーム」って何? そのメカニズムを解説 (2025年12月25日)
  8. Apple CarPlayもPlayストアも使える車載ディスプレイ「オットキャスト OttoScreen AI」が30%オフの3万5080円に (2025年12月24日)
  9. iPhoneのロック画面で「カメラが起動しちゃった」を防げるようになった! その設定方法は? (2025年12月24日)
  10. 「威嚇するような態度をとられた」──“撮り鉄”の迷惑行為に苦言続々 JR東日本も警鐘 (2025年12月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー