例年通り、2022年も9月に新型iPhoneが発表されました。「iPhone 14」「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」は9月23日に、「iPhone 14 Plus」のみ10月7日にそれぞれ発売されましたが、皆さんはこれらのiPhoneを購入したでしょうか?
筆者は約2年ぶりに「iPhone 12 Pro」からiPhone 14 Proに買い換えました。仕事柄のせいか、筆者の知人もiPhone 14シリーズを結構買っているようです。しかし、携帯電話ショップに足を運んでみると発売直後でも“爆発的な客足”は見受けられず、売り場の盛り上がりもあまり感じられません。
iPhone 14シリーズは売れたのでしょうか。それとも売れなかったのでしょうか。携帯電話ショップに勤務するスタッフ(店員)から話を聞いてみましょう。
早速、iPhone 14シリーズの売れ行きについて、実際の所はどうなのか、複数人から聞いてみました。
iPhone 14シリーズは、売れているか売れていないかでいえば売れてはいます。ただ、あくまでも他の機種より売れているということで、過去のiPhoneと比べると売れていないようにも感じます。
店舗全体の売れ行きを数字で比べている訳ではありませんが、以前のような“大盛り上がり”からはほど遠い状況なのは確かです。
売れてはいます。しかし、うちの店ではiPhone 14 Proシリーズの在庫が全く入ってこない時期があって、売りたくても売れない状況になりました。「モノがないなら買わないでおこう」と考えたのか、お客さまにも熱心に買い求める様子がありませんでした。これらが相まって「いつもより売れていない」印象も受けます。
今回は、そもそもの予約も少なめでした。iPhone 14 Plus以外は発表された週の金曜日(9月16日)の夜から予約となったので、「どれくらい予約入るかな?」と翌朝に出勤してチェックしてみたら「え、たったこれだけ?」という感じでした。以前なら「え、こんなに?」という感じだったのですが……。
数人に話を聞いてみると、売れ行き自体は「新製品らしく良好」ながらも、「例年と比べると売れているよう思えない(≒売れていないように感じる)」という共通認識はあるようです。
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