ソニー、新作ウォークマン発売 Android 12搭載でハイエンド/コンパクトの2機種展開

» 2023年01月12日 12時10分 公開
[雪城あさぎITmedia]

 ソニーは1月12日、新作ウォークマン「NW-ZX700」シリーズと「NW-A300」シリーズを1月27日に発売すると発表した。市場想定価格は「NW-ZX707」が10万5000円前後、「NW-A307」が5万7000円前後、「NW-A306」が4万6000円前後としている。これらに加え、専用ケースも同日発売する。

ウォークマン新作 NW-ZX707のキービジュアル

NW-ZX707

 フラグシップモデル「WM1」シリーズにも採用しているコンデンサーと大型コイルなどを使用し、手付けはんだとリフローはんだに金を添加することで音質を向上させたという。全てのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDマスタリングエンジン」をZXシリーズとして初めて搭載し、AIを利用して高音質化する「DSEE Ultimate」に対応する。

 Android 12を搭載し、ディスプレイサイズは5型。解像度はHD(720×1280ピクセル)となる。バッテリー容量は公開していないが、「W.ミュージック」の利用時は最大25時間、それ以外の音楽サービスアプリを利用した場合最大22時間の連続再生が可能だという。

 サイズは72.5(幅)×132.3(高さ)×16.9(奥行き)mmで、重量は約227gとしている。ストレージは64GB。

ウォークマン新作 NW-ZX707

 NW-ZX707専用ケース「CKL-NWZX700」は横開きの手帳型ケースとなる。本革を採用し、ふたを閉じた状態でヘッドフォンの接続やサイドキー操作などを行える。想定価格は1万円前後。

ウォークマン新作 NW-ZX707専用ケース

NW-A300シリーズ

 3.6型の画面サイズの小型モデル。上位機種でも使用している金を添加したはんだやヘッドフォンジャックを採用して高音質化を図り、ZXシリーズで使用している抵抗値を削減したバッテリーを搭載することでボーカルや楽器音の透明感を向上させたという。DSEE Ultimateにも対応する。

 Android 12を搭載し、待機時や音楽ストリーミングの使用時の消費電力を削減した。W.ミュージックの使用時は最大36時間、他の音楽ストリーミングサービス使用時は最大26時間の連続再生が可能としている。

 カラーバリエーションはグレー、ブルー、ブラックの3色で、ストレージは「NW-A307」が64GB、「NW-A306」が32GB。サイズは最大外形が56.5(幅)×98.4(高さ)×11.8(奥行き)mmで、重量は約113g。

ウォークマン新作 NW-A300シリーズ

 専用ケースはシリコンケース「CKM-NWA300」(想定価格2000円前後)とケースカバーを装着したままの操作や横置きが可能なソフトケース「CKS-NWA300」(想定価格4000円前後)をラインアップしている。

ウォークマン新作 CKM-NWA300
ウォークマン新作 CKS-NWA300

新沼音生活応援キャンペーン

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