「Xperia 5 IV」のSIMフリーモデル、2月1日に発売 8GB+256GBで12万円前後

» 2023年01月19日 13時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 ソニーが1月19日、スマートフォン「Xperia 5 IV」のオープンマーケット向け(SIMフリー)モデル(XQ-CQ44)を発表。2月1日に発売する。市場推定価格は12万円前後を予定している。カラーはブラック、エクリュホワイト、グリーンの3色展開。

 発売に先立ち、1月19日にソニーストアのECサイトや直営店(銀座、札幌、名古屋、大阪、福岡天神)、家電量販店、ECサイトで予約受付を開始する。

Xperia 5 IV オープンマーケット向けの「Xperia 5 IV」

 Xperia 5 IVは、幅67mmのコンパクトなボディーに、ソニーが培ってきたカメラやオーディオの機能を詰め込んだフラグシップモデル。既にドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルからも販売されている。これらキャリアが扱っているモデルとの違いは、内蔵ストレージが128GBから256GBに増量されたこと。また、ドコモ、au、ソフトバンク向けモデルでは対応していたFMラジオ機能は省かれている。

Xperia 5 IV
Xperia 5 IV カラーはブラック、エクリュホワイト、グリーンの3色

 その他の機能はキャリアモデルと共通している。本体サイズは67(幅)×156(高さ)×8.2(奥行き)mm、重量は172g。メインメモリは8GB、プロセッサはQualcommのSnapdragon 8 Gen 1を備えている。ディスプレイはアスペクト比が21:9の6.1型フルHD+有機ELを搭載しており、リフレッシュレートは120Hz。Xperia 5 IIIから輝度が約50%向上し、コンテンツのフレームごとに解析して明暗部を見やすくする「リアルタイムHDRドライブ」にも対応している。

Xperia 5 IV Xperia 5 IIIよりも輝度が増して視認性が向上した6.1型有機EL

 アウトカメラには、1200万画素の超広角(16mm、F2.2)、広角(24mm、F1.7)、望遠(60mm、F2.4)の3つレンズを搭載。全てのレンズが120fps読み出しに対応し、瞳AFやオブジェクトトラッキング、最大60回/秒のAF/AE(自動露出)演算処理による20コマ/秒の高速連写が利用できる。また広角レンズと望遠レンズは光学式手ブレ補正にも対応する。

Xperia 5 IV いずれも120fps読み出しに対応した3眼カメラを搭載している

 ゲーム機能に特化した「ゲームエンハンサー」では、120Hzのハイフレーム録画をしたり、直接ゲーム配信したりできる。Xperia 1シリーズと同様、240Hzの残像低減技術、暗いシーンを意図的に明るく表示する「L-γ(ローガンマ)レイザー」にも対応している。

 本体の上下にステレオスピーカーを内蔵。スピーカーユニットを専用のエンクロージャーに搭載して本体の振動を抑えることで、先代のXperia 5 IIIと比べて最大音圧が約30%、100〜200Hzの低音域の音圧が20%向上したという。3.5mmイヤフォンジャックも備えている。スタジオ品質をうたうレコーディングが可能な音楽制作アプリ「Music Pro」も利用できる。

Xperia 5 IV Xperia 5 IIIよりも音圧が向上したステレオスピーカー

 Xperia 5 IIIの4500mAhよりも大きな5000mAhのバッテリーを内蔵しており、30分で50%まで充電できる急速充電に対応している。ワイヤレス充電にも対応し、他のデバイスに給電する「おすそ分け充電」も利用できる。

 ネットワークは5GのSub-6に対応し、ミリ波には対応しない。対応バンドは5Gがn3、n28、n41、n77、n78、n79、4GがBand1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42。SIMはeSIMとnanoSIMのデュアルSIMとなっている。IP68の防水・防塵(じん)にも対応する。

Xperia 5 IV Xperia 5 IVの主なスペック

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