Back Market Japanは、1月27日に取り扱う全ての整備済スマートフォン、タブレット、PCのバッテリーを初期容量85%以上に設定すると発表した。
通常スマートフォンのバッテリーはフル充電サイクルを500回行っても容量の最大80%を維持するよう設計されている。しかしリチウムイオン電池は充電を繰り返すと物理的に劣化し、徐々に電池の持ちが悪くなる傾向にある。
そこで同社は、欧州各国で基準としている整備済製品を販売する際のバッテリー初期容量85%以上を日本でも導入。これにより、iPhone 13 Proであれば新品の際の動画視聴が17時間程度、ゲーム利用が7時間程度のところ、動画視聴は14時間半程度、ゲーム時間は6時間程度利用可能になるという。
Back Marketの販売業者は、専門家が検査/クリーニング、必要であれば修理された整備済製品(リファービッシュ)を取り扱う「リファービッシャー」のみが登録。販売製品もバッテリー容量、充電、カメラ機能、各種ボタン、スピーカーなど計20項目以上の検品を専門家が行い、機能に問題がないことを確認したもののみを提供している。外観は3種類のグレードに分類して好みや予算に応じて選ぶことができ、1年間の保証と30日間の全額返金も行う。
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