「Rakuten Turbo」を実際に使って分かったメリット “想定外”なデメリットもある?5分で知るモバイルデータ通信活用術(1/2 ページ)

» 2023年04月07日 17時15分 公開
[島田純ITmedia]
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 ここ最近の「5分で知るモバイルデータ通信活用術」では前回、楽天モバイルのFWAサービス(※1)「Rakuten Turbo(楽天ターボ)」を取り上げました。

 実際に使ってみるとどうなのか――どうしても気になる筆者は、Rakuten Turboを実際に契約して使ってみることにしました。

(※1)FWA(Fixed Wireless Access):無線を使った固定通信サービス。利用場所の置いた機器との通信は、無線LAN(Wi-Fi)、プライベートLTE/ローカル5Gの他、Rakuten Turboのように既存のモバイル通信(携帯電話)ネットワークを使うものもある

Rakuten Turbo Rakuten Turboを実際に契約して使ってみると……?

Rakuten Turboってどんなサービス?

 以前の記事でも紹介済みですが、Rakuten Turboのサービスの概要を改めてチェックしてみましょう(4月7日時点の情報です)。

 このサービスは、楽天モバイルの5G/4G LTEネットワークを使って提供される“固定”インターネットサービスです。モバイル通信サービスである「Rakuten UN-LIMIT VII」とは異なり、パートナーエリア(au 4G LTEエリア)におけるローミングサービスは提供されていません。

 サービスの月額料金は、税込み(以下同)で4840円ですが、契約から3年間は「おトクなプラン料金キャンペーン」によって3685円に値引きされます(契約初月/解約月は日割り)。さらに、5月9日まで(※2)に申し込むと、契約から3カ月間は「3カ月間プラン料金割引キャンペーン」によって月額102円で利用可能です。これに「ユニバーサルサービス料」と「電話リレーサービス料」が別途請求されます。

 契約時の事務手数料は、同一名義における1回線目に限り無料です(2回線目以降は3300円必要)。

(※2)Webでの申し込み分は5月10日9時59分まで

 専用端末「Rakuten Turbo 5G」は自社オリジナル端末で、楽天モバイルでの直販価格は4万1580円となります。端末代金はクレジットカードによる24回払いと48回払いでの購入も可能ですが、「楽天カード」以外ではカード所定の分割手数料(金利)が必要です。また、48回払いは楽天カードでのみ選択できます。

 Rakuten Turbo 5Gの主なスペックは以下の通りです。

  • SIMカード:nanoSIM対応
  • 最高通信速度(5Gの理論値):下り2.1Gbps/上り218Mbps
  • 最高通信速度(LTEの理論値):下り391Mbps/上り76Mbps
  • 無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax対応(WEP非対応
  • 有線LAN:1000BASE-Tポート×2
  • 接続可能なクライアントの台数:最大128台
  • サイズ:約110(幅)×148(高さ)×110(奥行き)mm
  • 重量:約774g

 端末代金は、おトクなプラン料金キャンペーンの割引総額と同じなので、理論上はRakuten Turboを3年間使い続ければ「実質無料」です。

キャンペーン Rakuten Turboは、端末を楽天カードで48回払いで購入すると当初の3カ月間は月額980円、4〜36カ月目までは月額4551円で利用できます

Rakuten Turboを契約してみよう!

 Rakuten Turboは、楽天モバイルのWebサイトや楽天モバイルショップで契約できます。筆者は今回Webサイトでの新規契約を選択しました。

 Webでの新規契約手続きは、既存のRakuten UN-LIMIT VIIと大きく変わりません。戸惑うポイントもほとんどありません。

 申し込みの完了から2日後、Rakuten Turbo 5GとSIMカードが届きました。SIMカードは端末本体内にあらかじめ入れられているので、電源を入れれば使えます。スマートフォンやタブレットでWi-Fi接続をする場合は、カメラで本体の底面にある二次元コードを読み取ればOKなので簡単です。

 ただし、SSID(アクセスポイント名)とパスワード(暗号化キー)をデフォルトから変更している場合その限りではありません。この点は他のWi-Fiルーターも同様ですが、意外と忘れがちなことでもあるので注意しましょう。

パッケージ Rakuten Turbo 5Gのパッケージは、正面から見ると結構シンプル
パッケージ天面 パッケージの天面には「Rakuten Turbo 5G」のロゴが入っています
本体の底面 本体の底面にある規制ラベルには、初期接続に必要な情報が記載されています。スマホやタブレットであれば、二次元コードを読み込めばすぐに接続できます……が、第三者に「接続されてしまう」リスクがあるのですぐに設定を変えるようにしましょう
nanoSIMカード nanoSIMカードは、Rakuten Turbo 5Gにあらかじめセットしてあります
SIMカード台紙 SIMカードは装着済みですが、その台紙も付属します

 FWAサービスは、原則として宅内工事が不要であることがの大きな特徴です(※3)。それに加えて、初期設定も比較的簡単に行えるというのは非常に助かります。これなら、ネットワーク回りに詳しい家族や知人がいなくても何とかセットアップできると思います。

 「使い始めるまでが非常に簡単」という点は、非常に良いです。

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