米Googleは4月11日(現地時間)、ウェアラブルデバイス「Fitbit」へのログインにGoogle アカウントを利用できるようにすると発表した。
Fitbitの既存ユーザーは2025年までに移行を完了する必要があり、Fitbitを新たに使い始める人は2023年夏頃からGoogle アカウントが必須となる。
ログイン方法の変更により、GoogleアカウントでFitbitにログインし、ペアリング済みのデバイスの管理などが容易になる他、ヘルスケア関連のデータをGoogle プライバシーセンターにて、安全に管理可能になるという。Googleは「Fitbitのヘルス&ウェルネスデータがGoogle 広告に使用されることはなく、Google 広告のデータとは別に管理され続ける」と補足的に説明している。
FitbitはGoogleが2021年に買収完了し、2023年現在はGoogle傘下の企業。2022年には円形の時計らしいデザインを採用したスマートウォッチ「Pixel Watch」を発売。Fitbitアプリに加え、Googleの各サービスにも対応している。
GoogleはPixel WatchやFitbitへのアクセス方法について、Google アカウントを介する仕組みとすることで、さまざまな情報を一箇所に集約させ、安全性だけでなく利便性も高める狙い。今後のウェアラブルデバイスの成長に向けて一歩前進した格好だ。
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