宝島社は4月16日、同社が発行する60代女性向けファッション誌「素敵なあの人」の読者向けに行ったアンケートの調査結果を発表した。それによると、回答者の96.3%がスマホを使っており、そのうち「ガラケーに戻したい」と回答した読者は3%だった。
使用している端末はAndroid端末が50%、iPhoneが49.2%だった。シニア向けスマホを使用している読者は0人だったという。
キャリアを変えたことがある読者は49.3%だった。その理由について聞いたところ、「料金」が1位、2位が「家族と同じキャリアにするため」、3位が「店舗の近さやカスタマーサービス」と答えた。
ドコモ、au、ソフトバンクとそれ以外を「格安SIM」と分けて契約しているキャリアを聞いたところ、61.5%がMNO3社と答えた。格安SIMを契約している読者は34.8%となった。
スマホを使っているときにトラブルを経験した割合は29%だった。その理由として「バージョンアップによる不具合」「スマホ決済時のフリーズ」などを挙げている。また困っていることを聞いたところ、「説明が少ない」「スマホ用語が分かりにくい」「便利な機能や操作方法を家族に聞くのが面倒」「戻るボタンがない」といった点を挙げている。
「スマホの使い方を習いたいか」については、25%が「はい」と答えた。スマホの使い方を習う場所については、「携帯電話キャリアの店舗」が1位、「公民館」が2位、「自宅」(YouTubeかオンライン)が3位となった。
スマホの操作で分からないことは「配偶者・パートナー」に聞く層が1位で、2位に「娘」、3位に「キャリアの店舗のスタッフ」などと答えた。スマホについて知りたいことについては、「基本的なスマホ用語」「格安SIMについて」が多数としており、他には「コスパの言い機種や頑丈な機種」「ポイ活」「LINEの使い方」などが挙がった。
スマホの使い道については「LINE」が1位で、2位に「写真を撮る」3位に「メール」などとなった。SNSの使い方は「友人や家族の写真を見る」「買い物や旅行などの情報収集」「好きなものの情報収集」などを挙げ、おすすめのアプリについては食事や運動などを記録する「あすけん」、歩数記録も可能な「Coke ON」などを挙げている。
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