ソニーは、6月23日にVlogに特化した「VLOGCAM」シリーズのレンズ一体型デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1 II」を発売。5月30日10時に予約販売を受付開始し、市場推定価格は税込み12万円前後。
本製品は「ZEISS Vario-Sonnar T* 18-50mm F1.8-4ズームレンズ」を搭載し、複数人の自撮りや背景を広く取り入れたぼかし撮影が可能。暗所から明るい場所まで対応する有効約2010万画素の1.0型積層型イメージセンサー「Exmor RS」や、映画のような映像表現で撮影できる「シネマティックVlog設定」機能も備える。
複数人の顔認識機能も利用でき、認識した複数人の顔がくっきりするように自動でぼけ量を調整するグループショットも可能。4K30pに対応する動画性能や最大5倍のスローモーション撮影、最大60倍のスピード感を実現するクイックモーション撮影などの他、「商品レビューモード」と「背景ぼけ切り替え」も引き続き継承する。モバイルアプリケーション「Creators' App」に対応し、リモート操作やスマートフォンの画面をオフにしていてもカメラからモバイル機器への映像転送が可能だ。
主役の声をクリアに録音できるインテリジェント3カプセルマイクを搭載し、オート時はカメラが人物の顔を認識して自動で内蔵マイクの指向性を切り替え可能。タッチ操作ができるバリアングル液晶モニターや、動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」が安定した手持ち撮影をサポートする。サイズは約105.5(幅)×60.0(高さ)×46.7(奥行き)mm、重量は約292g。
また、同日に製品本体と、ケーブル不要で手元のズームや撮影操作を可能にするBluetooth対応の三脚機能付シューティンググリップ(GP-VPT2BT)、バッテリーパック(NP-BX1)をセットにしたシューティンググリップキットも発売する。市場推定価格は税込み13万6000円前後。
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