スマホに「集中を邪魔された」が4割、プッシュ通知対策は3割が実行 ドコモ調べ

[エースラッシュ，ITmedia]

　NTTドコモのモバイル社会研究所は、5月25日に「スマホ利用時の経験などに関する調査（2023年2月）」の結果を発表した。調査対象は全国15〜79歳の男女で、有効回答数は5652。

　スマホ利用者を対象に「何かに集中しているときにスマホに邪魔されたことがあるか」と聞いたところ、全体の4割が「ある」と回答。性別に大きな差はないが、年代が低くなるにつれて割合が高くなり、10代では約7割、20代と30代では約6割が経験している。一方、70代のスマホに邪魔された経験は3割以下となった。

何かに集中しているときにスマホに邪魔された経験の有無（性年代別）

　スマホに邪魔されない対策の1つとして、プッシュ通知の設定／解除があるが、全体の約3割が行っている。男性は30代が35.6％、20代が32.9％、40代が30.8％で、女性は10代が45.4％、30代が39.4％、20代が38.2％と4割近い。年代別では10代〜50代までは女性、60代〜70代では男性の方が設定／解除を実行している割合が高い。

自身でスマホのプッシュ通知の設定／解除をしている割合（性年代別）