誰しも見られたくない写真はある。普段付き合っている友人とは仲の悪い人との写真や、こっそり撮った家族の寝顔とかだ。今回はGoogle フォトの「アーカイブ」機能と「ロックされたフォルダ」機能を使い、ライブラリから写真を隠す方法を紹介する。
なお本稿はAndroid 13を搭載した「Google Pixel 7 Pro」を使用して検証している。端末やOSによって利用できない機能がある他、操作方法も異なる場合がある。
まずは適当な写真を撮影しよう。その他、どんな画像でも、「Lightroom CC」などのカメラアプリで撮影した写真でも、選択して「カメラ」フォルダに移動させればアーカイブできる。「フォト」タブで写真を長押しして選択したのち、「アーカイブに移動」を選択すると「アーカイブ」フォルダに保存される。
アーカイブに移動した写真はいつでも見返せる。ただ、この方法では誰かがスマホを操作したときに「アーカイブ」を触れば確認できるため、あくまでも見返すためだけの用途として使う方がいい。
一方「ロックされたフォルダ」へ移動する場合、指紋や顔などでの認証が必要なフォルダに移動できる。これを利用すれば、寝ているときに手や顔を利用されるようなことが起きなければ写真を隠せる。誰にも見せたくない写真がある場合は、こちらを使った方がよいだろう。
写真を選択して右上の「…」をタップ、「ロックされたフォルダへ移動」をタップすると移動できる。ロックされたフォルダは「ライブラリ」の「ユーティリティ」の中にある。ちなみにロックされたフォルダ内はスクリーンショットを撮影しても残らない仕様ロックされたフォルダは通常のライブラリと異なり、ライブラリに表示されない代わりに端末のGoogle フォトを削除するとまとめて削除される。別の端末への引き継ぎもできないため、端末を乗り換える際はPCやUSBメモリなどに移動させておこう。
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