iPhoneの写真、「iCloud」と「Google フォト」どちらに保存する? 両者を改めて比較荻窪圭のiPhoneカメラ講座(1/4 ページ)

» 2022年02月11日 11時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 その昔、iPhoneを買い換えるたびにそれまで撮った写真をどうしようかが悩みの種だったなあと思う。

 それがいまや、2007年に初代iPhoneで撮った写真も2020年にiPhone 11 Proで撮った写真もぱっと取り出せる時代である。今まで、手のひらに乗るデバイスで13年前の写真も最近の写真も同じようにさっとみられるってなかったもの。

iPhone写真バックアップ 2007年に初代iPhoneで撮ったうちの猫「大五郎」を2022年のiPhone 13 Proからぱっとみられるってよい
iPhone写真バックアップ 2020年にiPhone 11 Proで撮ったうちの猫「大五郎」と「かふか」

 iPhoneは日常をどんどん記録して、よければさっとシェアして――というデバイスなので、何気ない写真がどんどんたまる。撮ったときはなんてことない写真でも、記録って1年より2年、2年より5年と時がたつほど重要になるから、残したいしみんなも残してほしい。

 黒歴史なのでなかったことにしたいとか、黒歴史すぎて将来なんかの拍子で発掘されたらヤバいという写真はさっさと始末すべきだけど、まあそれはそれとして、だ。

 でもiPhoneのストレージに限りはあるから、5年10年と使っていると新しいiPhoneにそのまま持っていくのは無理。ストレージが足りないし、大容量のiPhoneはその分高価だ。だから移行時に古いのを消しちゃうと言う人もいた。

 かつてはPCにケーブルでつないでそっちに写真を保管するのが基本だった。PCを持っていない人のために、iPhoneに直結して写真を転送できるストレージも登場した。

 昔は、写真で大事なのは失わないこと、だからバックアップせよ、だったけど、ちょっと時代は進んでる。今は「残しておけばいい」だけじゃないのだ。

 昔の写真を見たいと思ったとき、それを取り出せなければ意味がない。

 とつぜん数年前に撮った写真を見たく(あるいは見せたく)なったとき、「あ、あれは古いiPhoneにしかないんだった」とか「家のPCにしかない」では、今の時代意味がない。

 家にいても、あの写真、5〜6年前くらいに撮った記憶があるのだけど、このフォルダ群からどうやって探そう、では意味がない。

 つまり、今までiPhoneで撮った全ての写真を失わず、全自動でワイヤレスでバックアップできて、なおかついつでも手元で見られて探しやすくてiPhoneのストレージを圧迫しない、というのが求められるサービスだ。

 その問題を最初に解決したのが、AppleのiCloudだ。2014年にiCloudフォトライブラリが登場。続いて2015年にはGoogleが「Google フォト」としてクラウドに写真を保管するサービスをはじめる。

 写真のバックアップ方法はいろいろとあるが、よほどその手の課題解決に詳しく、自分で写真管理のワークフローを構築できる人以外は、今でもiCloudとGoogle フォトのどっちかをまず使ってみるべし、といっていいだろう。

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