さまざまなキャラクターとコラボしたスマートフォンを中国メーカーは展開しています。Xiaomiが2023年3月に発表した「Redmi Note 12 Turbo」には「ハリー・ポッター」モデルが登場しました。
この手のコラボモデルはパッケージから作り込んでいるものが多く、Redmi Note 12 Turboハリー・ポッター版も同様です(詳細は後述)。本体も背面は凝った仕上げになっていますが、ソフトウェアは専用の壁紙がプリインストールされている程度。アイコンなどテーマはRedmi Note 12 Turbo標準モデルと同等です。
Redmi Note 12 Turboの主なスペックはプロセッサがSnapdragon 7+ Gen 1、6.67型ディスプレイ、カメラは6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロ、5000mAhバッテリー(67W急速充電)など。本体はやや角ばったデザインです。
背面は美しい仕上げ。エンブレムはホグワーツ魔法魔術学校のもので、ハリー・ポッターファンならおなじみのもの。立体感がありますがプリント仕上げで表面は平滑な仕上げです。この背面のデザインだけでも気分が盛り上がってしまう人も多いのではないでしょうか?
それではパッケージを見ていきます。A4サイズをやや大きくしたくらいのブック型で存在感があります。ホグワーツ魔法魔術学校への入学キット、そんな雰囲気ではないでしょうか。本棚に飾っておくだけでも映える外観です。
パッケージを開くと、ホグワーツ魔法魔術学校へこれから入学するような感覚になります。蓋側には手紙も挟み込まれています。
封筒のシーリングを取り、手紙を出してみると中身はどうやらホグワーツ魔法魔術学校の案内のようです。このあたり中国メーカーは本気で仕上げてきます。
そして中の仕切りを外すとスマートフォン本体が出てくるわけです。この中仕切りがあるだけでもワクワク感が高まります。
付属のケースもハリー・ポッターしています。このケースを使うのもちょっともったいないですね。大切に保管したくなります。
本体の簡単な説明書も古風な地図風に仕上げています。世界観を崩すような付属品は一切なく、ハリー・ポッターファンならぜひ購入したいスマートフォンといえるでしょう。ただし残念ながら中国国内のみでの販売。この手のコラボモデルはライセンスの関係からほとんどが中国国内のみでのリリースになっていますが、世界的に有名なキャラクター製品はなんとかグローバルでも販売してほしいものです。
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