「moto g53y 5G」レビュー Y!mobile×モトローラの“2万円スマホ”はどれだけ使える?(2/4 ページ)

» 2023年07月10日 12時00分 公開
[石井徹ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

“ピュアなAndroid”を搭載

 OSはAndroid 13を初期搭載する。モトローラは“ピュアなAndroid”をうたっており、独自のアプリの搭載を抑え、Google製アプリなどを生かすアプリ構成となっている。セキュリティアップデートは発売後2年間に渡り行うと表明している。ただし、moto g53y 5GはY!mobileで販売されるため、ソフトバンクによるアプリも搭載している。

 ユーザーインタフェースのクセが少ないため、Pixelユーザーが2台目として選んでも、違和感なく使えるだろう。iPhoneユーザーが初めて手に取るAndroid端末としてもなじみやすそうだ。

moto g53y 5Gmoto g53y 5G 5Gのホーム画面(写真=左)。シンプルに整理された設定画面。(写真=右)
moto g53y 5Gmoto g53y 5G moto g53y 5Gのアプリ一覧

Y!mobile版だけの「Glance」

 Y!mobile版のみ「Glance」という情報配信プラットフォームが組み込まれている。Glanceはロック画面にお勧めのニュースや広告を配信する仕組みだ。インドのInmobiが展開しており、ソフトバンクではXiaomi製スマートフォンでもGlanceを導入している。おそらくこの仕組みも、販売価格の引き下げに役立つものなのだろう。

 なお、Glanceはロック画面に情報を配信するために、相応の通信を行うようだ。筆者が2週間ほど試用していた間に、Glanceは約1GBのデータ通信を行っていた。Glanceを利用しない場合、アプリの設定からオフできる

moto g53y 5G ロック画面に情報を配信するGlance

便利なジェスチャー機能

 モトローラならではの要素もある。シンプルで実用的なジェスチャー機能をいくつか搭載している。中でも便利なのが、本体をひねってカメラをオンできる「クイックキャプチャー」だ。ポケットからスマホを取り出したときに、クイッとスマホをひねれば、画面を見なくてもカメラを起動できる。

moto g53y 5G クイッとひねってカメラを起動できる

 また、背面をダブルタップして任意のアプリを実行できる「クイック起動」も実用的だ。レコーダーの開始やライトの点灯、任意のアプリの起動などを設定できる。

moto g53y 5G 背面ダブルタップのジェスチャー操作「クイック起動」

 また、ゲーム用のランチャー機能「ゲームタイム」を備えており、ゲーム時に着信や通知をオフにしたり、ゲーム向けのパフォーマンスを最適化したりできる。

moto g53y 5G ゲームアプリで利用できるランチャー「ゲームタイム」

 セキュリティ関連の機能は「Moto Secure」としてまとめられている。ここで表示されるものの多くは、Android 13が一般的に備えるセキュリティ関連の設定を開くショートカットとなっている。

 その中で、ユニークな機能が1つある。「Secure フォルダ」だ。Secure フォルダはアプリのアイコンを「見つかりづらい場所」に置く機能だ。Secure フォルダに登録したアプリは一覧には表示されず、Secureフォルダ内のアプリ一覧からアクセスできる。画面ロックとは別のパスコードで保護することができて、Secureフォルダ自体も見つけづらいように偽装できる。人に見せるときに知られたくない、秘密のアプリを隠す場所として使えそうだ。

moto g53y 5G アプリを隔離できるSecure フォルダ機能

 この他、セキュリティ関連の機能として「ThinkShield for mobile」をサポートする。これは、Lenovoのセキュリティソリューションのブランド名で、ビジネス水準のセキュリティ保護機能が組み込まれており、法人向けの管理ツールが利用できることを示している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月22日 更新
  1. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  2. Apple値上げ後も「2年実質24円」は消えず 4キャリアの「iPhone 17/17e」価格まとめ【7月21日版】 (2026年07月21日)
  3. なぜ「060」携帯番号は18カ月あっても延期になったのか? それでも「慌てる必要はない」現状 (2026年07月20日)
  4. ドコモの「arrows Alpha」、残価変更と割引終了で2年33円→5万9180円に (2026年07月21日)
  5. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  6. 「Pixel 11」は何が変わる? メモリ減少で100ドル前後の値上げも? 出そろったうわさを整理する (2026年07月19日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. ショップとAIで差別化を図る「ドコモの銀行」――住信SBIネット銀行ユーザーからは戸惑いも (2026年07月19日)
  9. 携帯番号に「060」が採用されるワケ 「電話番号とは何か」を歴史とともに振り返る (2024年10月09日)
  10. iPhoneやApple Watch一斉値上げ 17無印は14万2800円に、17eは10万円超え 加速する中古スマホ特需 (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー