「moto g53y 5G」レビュー Y!mobile×モトローラの“2万円スマホ”はどれだけ使える?(3/4 ページ)

» 2023年07月10日 12時00分 公開
[石井徹ITmedia]
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“実質単眼”な背面カメラ

 背面カメラは、5000画素の広角カメラと200画素のマクロカメラの2眼構成。マクロカメラはマクロ撮影モードでしか動作しないため、実質的には単眼カメラとして機能する。インカメラは800万画素だ。

 5000万画素のメインカメラは、4画素を束ねて1200万画素の大きなセンサーとして動作するピクセルビニング機能をサポートしている。

moto g53y 5G 背面カメラのメインカメラは5000万画素で、マクロモードでのみ動作する200万画素カメラも搭載している

 オートモードでは、Instagramのように手軽に加工できる写真用フィルターを14種類搭載する。この他の撮影モードとして夜景モード(ナイトビジョン)、パノラマ、スローモーション、プロモードなど一通り備えている。ユニークなものでは、インカメラと背面カメラを同時に動かし、1つの写真、動画を撮るモードが存在する。

moto g53y 5G Instagramのようなフィルター機能を搭載している

 カメラのUIはシンプルにまとめられている。撮影モードは写真、動画、セルフィーなどを横フリックで切り替えるよくあるタイプだが、並び順をカスタマイズできるようになっており、自分がよく使う撮影モードを表示しやすくできる。地味ながら気の利いたポイントだ。

moto g53y 5G 撮影アプリの項目の並び順をユーザーの好みに応じて設定できる

 メインカメラの写りは、総じて良好だ。環境光の判別が優秀で、夕焼けをHDR撮影したときや、屋内で複数の環境光がある場合にも、光の色を適切に捉えていた。

 ただし、撮影時のプレビュー表示が粗いため、ピントを合わせるのが難しい状況もある。特に夜間の屋外では手ブレが生じやすく、しっかり構えても全体にブレていない写真を撮るのは至難の業だ。

moto g53y 5Gの作例 moto g53y 5Gの作例。オートモードで撮影。
moto g53y 5Gの作例 オートモードで料理を撮影
moto g53y 5Gの作例 HDR効果が適用された写真。やや誇張気味にも思えるが、照明の色の違いがしっかり反映されている
moto g53y 5Gの作例 手ブレさえ注意すれば、夜景も撮影できる

 マクロモードの利用時は、焦点距離の約40mm。スマホを寄せる必要があり、合焦範囲も狭いため、ピントが合わせづらい。たとえピントが合ったとしても、マクロカメラの解像度は200万画素なので、精細感のある写真を得るのは難しいと感じた。

moto g53y 5Gの作例 マクロカメラで撮影。ピントが合う範囲が狭いため、ディテールをしっかり出すのは難しい

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