今日から始めるモバイル決済

PayPayのコード決済が圏外でも利用可能に 決済音は鳴らず、1日2回まで

» 2023年07月20日 14時39分 公開
[田中聡ITmedia]

 PayPayが、オフラインの状況でもコード決済を利用可能にする機能を搭載する。

 PayPayをはじめとするコード決済(バーコード決済)は、モバイル回線やWi-Fiなどでインターネットに接続した状態で利用することが前提となっており、通信障害や圏外などでインターネット回線を利用できないときはバーコードが表示されず、決済できない。

 しかし「PayPay」アプリのアップデートにより、オフラインの環境でもコード決済が可能になる。同社によると、この機能は国内の主要コード決済サービスとしては業界初となり、複数の特許を出願しているという。

PayPay PayPayのニュースリリース

 ユーザーのモバイル回線が遅かったり、圏外だったりした場合、「オフライン支払いモード」が表示される。具体的には、バーコードの表示にかかる時間が3秒を超えると、オフライン決済に切り替わる。オフライン決済用に表示されたコード画面を提示し、店舗側に読み取ってもらうことで決済が完了する。アプリは決済完了画面に切り替わらず、決済音も鳴らない。通信環境が安定した際に、プッシュ通知や決済履歴などから決済情報を確認できる。

PayPay モバイル回線が利用しにくい状態になると、オフライン用の決済画面に切り替わる

 オフライン決済は、ユーザーの決済画面を店舗側が読み取る「ストアスキャン方式」の加盟店でのみ利用でき、その際は店舗側の決済端末がオンラインである必要がある。1回あたりの決済金額は最大5000円、ユーザーが保有しているPayPay残高の範囲内で1日2回まで利用できる。

 オフライン時の決済機能は、PayPayアプリの最新バージョンにて順次公開しており、全てのユーザーへの配信には時間がかかるとしている。

 通信障害や災害などで携帯電話が利用できなくなると、電話やメールに加えてコード決済も利用できなくなり、日常生活に大きな影響を及ぼす。そうした事態に備え、大手3キャリアは他社回線を利用できるサブ回線サービスを提供しているが、PayPayは「さらにインフラとして強固な存在になるべく、本機能を開発した」と説明している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  3. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  6. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  7. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  8. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  9. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  10. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年