防水性能はIPX5/IPX8等級に準拠し、防塵(じん)性能はIP6X等級に準拠する。泡ハンドソープを使った本体洗浄にも対応する。
耐衝撃性能は、米国防総省の物資調達規格である「MIL-STD-810H」に定める21項目の試験に加え、京セラの独自基準による試験も実施している。独自試験は、連続で衝撃を与える「短ブル試験」、コンクリートへの落下試験、鉄球を落下させる試験や自動車でスマホをひく試験などを実施しているという
ディスプレイのカバーガラスは、AGC製の強化ガラス「DragonTrail」を採用した。アクリルパネルを重ねる2層構造により、耐久性を高めているとう。タッチパネルはグローブを装着した状態での操作や、水にぬれた手での操作にも対応する。
本体はバンパー構造を採用し、上下左右の4か所にストラップホールを備える。本体側面には「ダイレクトボタン」という物理ボタンを2つ備えており、グローブ装着時などにも業務で利用するアプリを起動可能だ。生体認証は指紋認証と顔認証に対応する(顔認証は簡易タイプ)。
京セラは、クレジットカードや非接触決済用の端末としてDuraForce EXを使うためのサービスの開発を進めている。背面カメラを利用した機能として、「バーコード読み取り」アプリを搭載する。商品や部品の在庫管理などに活用可能だ。
DuraForce EXはキャリアモデルと京セラモデル(いわゆるSIMフリーモデル)が存在する。キャリア版はNTTドコモが「DuraForce EX KY-51D」として、ソフトバンクが「DuraForce EX」として販売する。京セラモデルの「DuraForce EX(KC-S703)」は、京セラが修理や販売後のサポートを実施する。
京セラは販売価格は公表していない。京セラモデルについては、前世代モデルの市場流通価格(6万円台なかば)と比べると、高くなる見込みだ。
ディスプレイ | 約5.8インチTFT液晶(HD+) |
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サイズ | 約77(幅)×163(高さ)×14.8 (奥行き)mm(暫定値) |
重さ | 約248g(暫定値) |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 700 2.2GHz(2コア)+2.0GHz(6コア) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
microSD | 最大1TB |
バッテリー容量 | 4270mAh (着脱式) |
NFC/FeliCa | 〇/〇(おサイフケータイ対応) |
防水/防塵(じん) | IPX5/IPX8・IP6X |
耐衝撃 | MIL-STD-810H 21項目+京セラ独自試験 |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 |
外部端子 | USB Type-C/3.5mmイヤフォンジャック |
背面カメラ | 約1600万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
モバイル通信 | 5G/4G LTE/3G/2G(対応バンドはドコモ版、ソフトバンク版と共通) |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
SIM | デュアルSIM (nano SIM+eSIM) |
OS | Android 13 |
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