「Galaxy Z Fold5」が日本上陸、ドコモとauが9月1日に発売 先代からの進化点を速攻チェック(1/2 ページ)

» 2023年08月22日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
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 サムスン電子ジャパンは8月22日、最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」をNTTドコモとKDDI/沖縄セルラー電話(au)を通して9月1日に発売することを発表した。両キャリア共に、オンライン限定で大容量ストレージモデルが用意される他、予約/購入に伴うキャンペーンも実施される。

GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン 折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン ドコモ向けの「Galaxy Z Fold5 SC-55D」
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン au向けの「Galaxy Z Fold5 SCG22」

Galaxy Z Fold5の概要

 Galaxy Z Fold5は、閉じると一般的なスマホに近いサイズ感で、開くとコンパクトなタブレット大のサイズになる横折りフォルダブルスマートフォンだ。「Galaxy Z Fold4」の後継モデルで、基本デザインを継承しつつも、本体を約10g軽量化し、折りたたみ時の厚みも約2.4mm削減している。Samsung Electronics(サムスン電子)が7月26日にグローバルで発表し、米国では既に販売されている。

ヒンジを改良し「すき間」をほぼ解消

 先代からの大きな進化点として挙げられるのが「ヒンジ」だ。従来のGalaxy Z Foldシリーズは閉じたときにすき間ができ、その分の厚みが増してしまっていた。それに対して、Galaxy Z Fold5では折りたたんだときの厚さが約13.4mmとなり、Galaxy Z Fold4よりも約2.4mm薄くなった。また、フレックスヒンジも小型化と改良が行われ、すき間がほぼなくなっただけでなく、耐久性も向上した。

GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン 上から順にGalaxy Z Fold5、Galaxy Z Fold4、Galaxy Z Fold3。Fold5ではヒンジにあるロゴが「SAMSUNG」に変わり、一目で日本向けモデルだと分かる「Galaxy」ロゴではなくなった
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン 改良されたフレックスヒンジ内部のパーツ。レールがディスプレイを支え、ゆるやかに曲げる
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン これまで折りたたんだときの隙間がGalaxy Z Fold5では見えづらくなっている(左から順にGalaxy Z Fold3、Galaxy Z Fold4、Galaxy Z Fold5)
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン Galaxy Z Fold5(左)とGalaxy Z Fold4(右)を間近で見ると、すき間が軽減されているのがさらによく分かる

ディスプレイは先代よりも明るく

 メインディスプレイは約7.6型Dynamic AMOLED 2X(有機EL)で、解像度は1812×2176ピクセル(アスペクト比約21.6:18)となる。リフレッシュレートは最大120Hzで、コンテンツに合わせて1Hz単位で自動調整する「アダプティブリフレッシュレート」にも対応する。また、最大輝度を1000ニトから1200ニト(ピーク時は1300ニトから1750ニト)に引き上げることで、屋外での視認性が向上している。

GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン Galaxy Z Fold5(右下)のメインディスプレイは約7.6型Dynamic AMOLED 2X(有機EL)となる。画面の中央にできるしわがGalaxy Z Fold3(中央上)やGalaxy Z Fold4(左下)に比べてやや軽減されている

 閉じたときの携帯性向上に寄与するカバー(サブ)ディスプレイは約6.2型のDynamic AMOLED 2Xで、解像度は904×2316ピクセル(アスペクト比約23.1:9)だ。リフレッシュレートは最大120Hzで、アダプティブリフレッシュレートにも対応しているが、こちらの自動調整の範囲は48Hzから1Hz単位となる。

GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン Galaxy Z Fold5(右下)のカバー(サブ)ディスプレイは約6.2型のDynamic AMOLED 2Xとなる

カメラはプロセッサと共に強化

 アウトカメラは広角レンズや光学3倍相当の望遠レンズを含むトリプル構成で、新型プロセッサ(SoC)「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」による画質向上もポイントとなっている。同プロセッサに搭載されたISP(イメージ信号プロセッサ)のアルゴリズムによって、低照度環境で発生しがちなノイズを補正できるという。NPU(機械学習プロセッサ)を活用した高画質ナイトグラフィー(夜景)撮影や、最大30倍のスペース(電子)ズームにもGalaxy Z Fold4から引き続き対応する。アウトカメラの具体的な構成は次の通りとなる。

  • 約1200万画素の超広角(F2.2/視野角123度)
  • 約5000万画素の広角(デュアルピクセル/F1.8/光学式手ブレ補正/視野角85度)
  • 約1000万画素の望遠(光学3倍相当:F2.4/光学式手ブレ補正/視野角36度)
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン 台座にカメラが収まる構造はGalaxy Z Fold3とGalaxy Z Fold4から変わっていない
GalaxyZFold5 サムスン電子ジャパン Galaxy Z Fold3(左)とGalaxy Z Fold4(中央)は台座にカメラのレンズとフラッシュライトが収まるが、Galaxy Z Fold5(右)はLEDが台座ではなく台座の右隣にある

 インカメラはメインディスプレイ側が約400万画素(F1.8/視野角80度)、カバーディスプレイ側が約1000万画素(F2.2/視野角85度)となる。なお、メインディスプレイ側は「アンダーディスプレイカメラ」と呼ばれ、カメラが動作しないときは一時的に解像度などを下げることで、コンテンツの視聴を阻害しないように目立たなくしている。

プロセッサと内蔵ストレージも強化 オンライン限定で大容量ストレージも用意

 プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載する。このプロセッサは「Snapdragon 8 Gen 2」をベースにCPU/GPUコアの最大クロックを引き上げるなど、Samsung Electronics向けにカスタマイズされたものだ。先代比で38%拡大したベイパーチャンバーと合わせて、発熱を抑え安定したパフォーマンスにつなげているという。

 メインメモリは12GBで、内蔵ストレージは256GBとなる。ただし、キャリアのオンラインストア限定で、内蔵ストレージを512GBまたは1TBに増強した構成も用意している(1TBはauのみ)。

 5G通信時の最大通信速度(理論値)は、下り(受信)が4.9Gbps、上り(送信)が4.9Gbps(ドコモ向けモデル)または954Mbps(au向けモデル)となっている。その他、Wi-Fi 6E(2.4GHz/5GHz/6GHz帯のIEEE802.11ax)とBluetooth 5.3での通信もサポートする。国内モデルは、NFC通信に加えておサイフケータイ(モバイルFeliCa)にも対応している。

 本体はIPX8等級の防水に対応しており、カラーはIcy Blue(アイシーブルー)とPhantom Black(ファントムブラック)の2色展開となる(ストレージ増量構成はPhantom Blackのみ)。

購入特典

 Galaxy Z Fold5の国内発表に伴い、サムスン電子ジャパンは複数のキャンペーンを実施する。

Galaxy Buds2プレゼントキャンペーン(標準モデル)

 Galaxy Z Fold5の標準(256GB)モデルを9月30日までに購入した上で、Galaxy Membersアプリを介して応募すると、完全ワイヤレスイヤフォン「Galaxy Buds2」がもれなくプレゼントされる。

 さらに、発売前日(8月31日)までに予約した上で購入すると、Galaxy Budsに加えて5000円分のdポイント(ドコモ向けモデル)またはau PAYギフトカード(au向けモデル)が贈呈される。こちらも、Galaxy Membersアプリを介して応募する必要がある。

Wストレージキャンペーン(512GB/1TBモデル)

 Galaxy Z Fold5の大容量ストレージ(512GB/1TBモデル)を発売前日までに予約をした上で、9月14日までに購入すると、以下の特典がもれなくプレゼントされる。

  • Galaxy Buds2
  • 1つ下の容量のモデルとの差額相当分の還元
    • 512GBモデル(ドコモ向け):256GBモデルとの差額分のdポイントを進呈
    • 512GBモデル(au向け):256GBモデルとの差額分のau PAYギフトカードを進呈
    • 1TBモデル(auのみ):512GBモデルとの差額分のau PAYギフトカードを進呈

 これらの特典を受け取るには、Galaxy Membersアプリを介して応募する必要がある。


 次のページでは、Galaxy Z Fold5の改良ポイントや純正アクセサリーを簡単に紹介する。

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