シャープは8月22日、オープン市場向けにSIMフリースマートフォン「AQUOS R8」の投入を発表した。家電量販店などが31日以降順次取り扱う。
AQUOS R8は既にNTTドコモが販売しているが、SIMフリーモデルの市場想定価格はドコモオンラインショップ価格の14万6850円(税込み、以下同)より約1万円安い13万円台後半となる予定だ。
AQUOS R8は上位モデルの「AQUOS R8 pro」よりはややスペックを落としたモデルだ。プロセッサはSnapdragon 8 Gen2、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは256GBを備える。ディスプレイは6.4型のフルHD+(1080×2340ピクセル)のPro IGZO OLEDを搭載しており、リフレッシュレートは1〜240Hzの可変駆動に対応している。
ライカ監修のアウトカメラは有効約5030万画素の広角カメラと、有効約1300万画素の超広角カメラの2眼構成となる。広角カメラのセンサーはミッドレンジモデル「AQUOS sense7」と同じ1/1.55型で、レンズは「Hektor(ヘクトール)」を採用している。インカメラは約800万画素で、顔認証(マスク対応)を行える。側面の電源キーでは指紋認証も行える。
IPX5/8の防水とIP6Xの防塵(じん)、米国国防省が定めるMIL規格(MIL-STD-810G)の耐衝撃性能も確保している。おサイフケータイ/NFCにも対応する。
SIMはnanoSIMとeSIM。両方のSIMで同時に待ち受けし、片方ずつ通話とデータ通信が可能なDSDVに対応する。なお、両方のSIMが5Gに対応しているプランの場合、設定でデータ通信用として指定したSIMのみが5Gのデータ通信を行える。対応バンドは次の通りとなる。
サイズは約74(幅)×159(高さ)×8.7(奥行き)mm、重量は約179g。カラーはクリームとブルーの2色展開となっている。
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