GoogleがAndroidのロゴを「android」から「Android」に変更する。主な変更点は頭文字となる。長きに渡って採用してきた小文字の「a」から大文字の「A」に変更となり、Googleのロゴと同じく先頭の文字を大きく表しており、Googleのロゴを忠実に反映させたものだという。
Googleは過去10年間にAndroidブランドと色やレイアウト、書体などをモダンにし、コミュニティのニーズに合わせて変化させてきたと振り返る。今回の変更は2019年以来、約4年ぶりとなる。
ロゴのビジュアルは、多くの選択肢と自律性を求める人々から支持されるようなオープンなプラットフォームの象徴であるAndroidを表したもの。テクノロジーとブランドの双方がAndroidの端末とともに創造されていく、というGoogleのブランディングに関する考え方の表れでもあるようだ。
日本では「ドロイドくん」と呼称されているマスコット(正式名称はbugdroid=バグドロイド)も変更となった。旧ロゴでは緑で塗りつぶした2Dのデザインだったが、新しいロゴでは頭部に光を照らしたような3Dデザインを採用する。丸い黒色の目や頭部に生えた角のようなビジュアルは引き継がれている。
GoogleはAndroidロボットの顔となるbugdroidについて、人々がAndroidに期待する「遊び心」を反映させ、「Androidと同じくらいダイナミックに見えるようにしたかった」と変更の意図を説明している。
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