ソフトバンクとOneWebの衛星通信サービスを提供するNetwork Access Associates社は、9月12日に日本でのサービス展開に向けた販売パートナー契約を締結した。
OneWebの衛星通信サービスは地球に近い低軌道衛星から電波を提供するため、高速かつ低遅延の通信回線を提供可能。地上のモバイルネットワークでは電波が届きにくい場所での通信が可能となり、山間部での通信や災害時の通信回線確保などの活用が期待される。
サービス展開時はソフトバンクの閉域接続サービスと連携し、セキュアな通信を実現。規定の通信速度を保証する帯域保証のサービスの提供も予定し、ソフトバンクでは法人ユーザーのニーズに応じて通信ネットワークをカスタマイズし、デバイスから保守サポートまでワンストップで提供するサービスの準備を進めている。
ソフトバンクとOneWebが衛星通信サービスで協業 2022年に商用化へ
auスマホがStarlinkの衛星と直接通信可能に 2024年内、まずはメッセージ送受信から
KDDI、Starlinkを活用した5G基地局を運用開始 岐阜県山間部のバスターミナルで高速通信が可能に
Starlinkを沖縄でも提供、「衛星間通信」で全国対応 au基地局は5Gに対応
海洋や山間部でもIoTデバイスで通信 NTTとJAXAが「低軌道衛星MIMO技術」「衛星センシング技術」を実証Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.