OPPOは、スウェーデンのカメラメーカーであるHasselbladと共同で開発した次世代のカメラシステム「HyperTone」を発表した。OPPOの次期主力スマートフォンに搭載される見込み。コンピュテーショナルフォトグラフィーの新時代を切り開く新たなシステムだという。
フランス・パリで11月9日から14日にかけて開催される世界最大級の国際写真アートフェア「Paris Photo 2023」で明らかにされた。
コンピュテーショナルフォトグラフィーを利用したHyperToneは、高画質な画像をあらゆる焦点距離で生成でき、ノイズを60%低減しながら鮮明度を30%向上させる。同社は「ユーザーに想像を超える前例のないモバイルイメージング体験を提供する」とアピールする。
同システムで生成された画像は「HyperTone ProXDR」ディズプレイにより、自然なトーンで表示できるという。あわせて、OPPOはProXDRのUltra HDR規格への対応も進めている。
他にもHyperToneエンジンにより、顔を明るくしすぎず、光と影をより自然に表現し、立体的に撮影できるようになるという。人の肌も正確に表現できる他、映画のように背景をぼかすことも可能だという。
OPPOは、Paris Photoに参加する“唯一”のスマートフォンブランドとして、世界的な写真家の作品や、「OPPO imagine IF Photography Awards 2023」の受賞作品を含む画像を紹介した。あわせて、世界中の写真家、コレクター、アーティストにモバイルイメージングの新たな可能性を提示したい考えを示している。
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