楽天グループ、独1&1 AG(1&1)、米Mavenir Systems(マベニア)は、12月8日に欧州初をうたうOpen RANベースの完全仮想化5Gネットワーク(1&1 O-RAN)を稼働開始。あわせて、ドイツの通信事業者である1&1がドイツ内で第4の携帯キャリアサービスを提供開始した。
1&1は、楽天シンフォニードイツで楽天シンフォニーのエンドツーエンドの製品とサービスを利用して全国ネットワークを展開する欧州初の携帯電話会社。2022年12月から同ネットワークによる固定無線アクセス(FWA)サービスを提供し、携帯電話サービス(eMBB)の開始により、1&1 O-RANはドイツ全土でユーザーにサービスを提供できるようになる。1&1の回線エリア以外の地域では、テレフォニカのローミング提供を受けており、2024 年夏以降はボーダフォンからローミング提供を受ける予定。
1&1 O-RANは、1&1のエンドツーエンドの技術パートナーである楽天の主要なソフトウェアとプラットフォーム、マべニアのコアネットワークを採用して効率的に制御。楽天はネットワークの設計、構築、運用を行い、楽天シンフォニーの無線アクセスネットワーク、コア、クラウド、オペレーションソリューションを含むという。
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