世界を変える5G

楽天グループが新組織「Rakuten Symphony」を立ち上げ 通信プラットフォーム事業を集約

» 2021年08月05日 09時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 楽天グループは8月5日、Open RANインフラストラクチャに関する新しい事業組織「Rakuten Symphony(楽天シンフォニー)」を立ち上げたことを発表した。楽天モバイルや米Altiostar Networks(アルティオスター)、米Innoeye(イノアイ)などグループ各社に分散している製品やサービスを、世界の通信事業者や企業、政府機関向けに一括して提供できる体制を整えることが目的としている。CEO(最高経営責任者)には、楽天グループと楽天モバイルでCTO(最高技術責任者)を務めるタレック・アミン副社長が就任する。

事業領域 Rakuten Symphonyがカバーする事業領域

 Rakuten Symphonyがカバーする事業領域は以下の通り。

  • インターネットとエコシステムに関するサービス
  • デシタルエクスペリエンス(DE)
  • インテリジェントオペレーション
  • ネットワークファンクション
  • 統合クラウド

 この組織には、Innoeyeや楽天モバイルにおけるモバイル技術に関する研究開発組織、通信サービスの販売/マーケティング組織も統合される。

RCPの説明 Rakuten Symphonyに関する説明会で示された「Rakuten Communications Platform(RCP)」に関するスライド。これを見る限り、Rakuten Symphonyの本拠地はシンガポールに置かれるようだ。米大陸や日本、シンガポールに加えて、「アジア太平洋」「ロシアとCIS(独立国家共同体)」「中東とアフリカ」「ヨーロッパ」にも拠点を設ける計画でもあるようだ

ドイツ1&1と長期パートナーシップを構築

 楽天グループは同日、ドイツの通信事業者「1&1」とモバイルネットワーク構築に関する長期的なパートナーシップを締結することに合意したことを発表した。

 1&1はドイツUnited Internetのグループ企業で、現在自社モバイルネットワークの構築を進めているという。それに際して、同社は楽天グループのOpen RANインフラストラクチャ「Rakuten Communications Platform(RCP)」を包括的に採用し、ヨーロッパ初の完全仮想化モバイルネットワークを構築していくという。

1&1 RCPを包括的に採用し、自社モバイルネットワークを構築することになった1&1のWebサイト

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月07日 更新
  1. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  2. UQ mobile「コミコミプランバリュー」にクレカ割を導入したワケ 背景にahamoとY!mobileの“板挟み”も (2026年07月04日)
  3. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【7月5日最新版】 最大1万ポイント還元や新幹線35%オフなど (2026年07月05日)
  4. アップルがMacBook、iPadなどをついに値上げ――値上げを見送ったiPhoneのXデーはいつなのか (2026年07月05日)
  5. エディオンら、携帯契約時に義務違反 総務省が発表 NTTドコモにも行政指導 (2026年07月03日)
  6. 転売屋によるスマホ回線の「短期解約」「ホッピング」 総務省の検討する対策は十分なのか? 店員からの意見 (2026年07月03日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【7月4日最新版】 ポイント20%還元や30倍増額など盛りだくさん (2026年07月04日)
  9. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  10. アメックスが「プラチナ・カード」を刷新、10万円航空券クーポンや高級ホテル特典など ただし“年間500万円”の壁も (2026年07月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー