ジューデンだけでなくカメラ機能にも注目! 「Xiaomi 13T Pro」でどれだけ撮れるのか試してみた荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2023年12月30日 15時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

予想以上に暗所に強いカメラだった

Xiaomi 13T Pro Xiaomi 13T Proの撮影風景

 ではシチュエーション別に撮ってみよう。

 まずは屋内&夜景編。

 1枚目は陽射しが畳を照らしている古民家で。これ、手前の古い座机(ここは陽が差してない)から冬の陽射しを浴びた屋外まで白トビも黒つぶれもなくちゃんと描写している。HDRがすごく仕事をしているのだ。

Xiaomi 13T Pro すごく明暗差が大きなシチュエーションだったのだけど、HDRががんばってくれた

 さらに暗い部屋へ行こう。ほぼ陽射しが入らない奥の部屋でいろりに火が入ってたのである。古民家なので昼間でも奥の部屋は暗いのだ。

 ISO感度はすごく上がっているし、ガン見すると「コンピュテーショナルフォトグラフィー」しすぎて不自然なところもあるけど、でもノイズは気にならないし、ちゃんと撮りたいものが撮れている。

Xiaomi 13T Pro 実はすごく暗い場所で感度も上がり、ノイズバリバリになりそうなシチュエーションだったのだけど、これだけ撮れれば十分

 ではここで望遠カメラに切り替えてみよう。メインカメラよりセンサーの感度は低いんだけど、でもすごくがんばってノイズを消して炭の赤も出ている。

Xiaomi 13T Pro かなり画像処理をしました感は出ているけど、あの暗い場所でここまで撮れるとは!とちょっと感心したのだった。これはよい

 ちなみに、50mmの望遠カメラは最短撮影距離が長いので、ピントが合わないほど近くものすごく暗いと自動的にメインカメラに切り替わる(これはカメラ設定で自動的に切り替えるかどうか設定できる)。その場合、メインカメラの2xデジタルズームになるのだけど、もともと50MPもあるわけで、使っている分には気になりません、というか、撮影情報を見るまでこれがデジタル2xズームとは思わなかったわ。自動的にカメラが切り替わる条件はよく分からなかったのだけど。

Xiaomi 13T Pro 古民家らしい古い民具を2xで撮影。すごくいい雰囲気で撮れたのである

 ちなみに、いつでも優秀かというとそうでもなく、室内での料理はもうちょっと色や明るさをがんばっておいしそうにしてほしかったかなとは思う。AI頑張れ。

Xiaomi 13T Pro 洋食屋さんでハンバーグ。ちょっと暗い店だったのだが、もうちょっと明るく白くして欲しかったかな

 暗い場所ついでで夜景も。オートでも夜景モードでも撮ったけど、待ち時間が短くて偉い。機種によっては何秒も(連写+合成をかける都合だ)待たされることあるけど、Xaiomi 13T Proは比較的短い割に写りがいいのだ。

Xiaomi 13T Pro 夜景モードでも待ち時間は短くて比較的さくっと撮れてこのクオリティーなのだった

 ついでに望遠カメラでも撮ってみた。

Xiaomi 13T Pro ちょっと「絵に描いたようだ感」は出てくるけど、満足度は高い

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