スマートフォンの2台持ちはかさばる……という人は小型で軽くて、FMラジオを聴ける「DIGNO ケータイ KY-42C」「DIGNO ケータイ4」を選択肢に入れるとよさそうだ。
どちらも200g台前後のスマートフォンより軽い約125gで、横幅が約51mmに抑えられているため、持ちやすく折りたためばコンパクトになるので、持ち運びしやすいはずだ。
新品の一括価格はドコモ向けのDIGNO ケータイ KY-42Cが1万7490円、ソフトバンク/Y!mobile向けのDIGNO ケータイ4が3万2400円だ。契約までしなくても予備用の端末として白ロム(新品か中古)購入を検討してみてもよいだろう。
なお、この2機種はアンテナとなるイヤフォンや変換ケーブルがなくても、本体下部(1〜3のカスタマイズキー辺り)に指を置くことで受信感度を高めることが可能だ。
この2機種の他にもSIMフリーでLINEアプリが使える「Mode1 Retro II」という端末がFMラジオに対応している。こちらはイヤフォンや外部アンテナを使わずに聴ける。ただし、先の2機種のように指を置いて、受信感度を高める仕様ではない。Amazon.co.jpにおける価格は2万9800円。横幅は約52mmとスリムで、重量は約145gとこちらも軽い。
Mode1 Retro IIはモーターバイク事業のMoto-UP、携帯電話販売店「テルル」運営元のピーアップなどを傘下に持つP-UP World(ピーアップワールド)が2023年10月20日に発売した端末。LINEやFMラジオに対応している携帯電話を2台も持ちたくなければ、ワンセグ非対応スマートフォンでテレビ番組の視聴を可能にする、外部ワンセグチューナーを選ぶ手が残っている。
メジャーどころで言えば、ピクセラが販売する「Xit Stick XIT-STK210 / LM」(サイト スティック)だ。価格は同社ECサイトで1万2980円、Amazonで1万1051円。チューナー本体の充電は不要で、サイズは約47.8(幅)×31(奥行き)×9.1(高さ)mm、重量は約15gと小型かつ軽量なのがメリットだ。
ただし、本製品はiPhone/iPad向けのLightning端子を使用するテレビチューナーであるため、「iPhone 15」「Pixel 8」などのUSB Type-C端子搭載端末には対応していない。
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