災害時の情報取得、ネットにつながらない場合はどうすべき? スマホで「FMラジオ/ワンセグ」の現状(1/4 ページ)

» 2024年01月24日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 「災害のときはラジオ大事」「東日本大震災のときはワンセグで津波のニュース映像を見た」──。1月1日16時過ぎに起きた能登半島地震の数日後、X(旧Twitter)でこのような投稿が目立った。情報取得手段となるラジオとワンセグの重要性が増しているようだ。

 能登半島地震では、基地局の停電や伝送路の故障などにより、石川県の一部地域で各社の携帯電話サービスが利用できない障害が利用しづらい、または利用できない障害が長引き、インターネット接続が必須となるWebサイトやSNSなどでの情報収集ができない、あるいはしづらい状況が続いた。

 そうした中、早急に無料開放されたのが、公衆無線LANサービス「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」だった。無線LANビジネス推進連絡会(Wi-BiZ)が運営する無料の公衆無線LANサービスだ。今回の震災時はもちろん、国内で大規模な通信障害が起きた場合に、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが提供することになっている。

 しかし、利用できるエリアは各社のWi-Fiスポットに限られるため、どこでもいつでも使う、というわけにはいかない。

FMラジオ ワンセグ 災害時 情報収集 災害時などに無料開放される00000JAPAN。能登半島地震が起きた際には3キャリアが一部エリアで提供した

 こうした震災や大規模な通信障害時に度々、Xに投稿されるのがラジオやワンセグに関する内容だ。

 FMラジオはAndroid搭載の一部端末と4G LTE対応のケータイの一部端末に搭載される例はあるものの、国内で圧倒的なシェアを持つAppleの「iPhone」は搭載していない。かつて日本の携帯電話(フィーチャーフォン)にはテレビ番組などを視聴できる機能として、ワンセグのチューナーが当たり前のように搭載されていたが、最近では珍しい存在と化した。

FMラジオ ワンセグ 災害時 情報収集 フィーチャーフォン全盛期は当たり前のように搭載されていたワンセグ。画像はワンセグ対応ケータイの「P905iTV」

 そのため、Xにラジオやワンセグに関する投稿が相次ぐのだと、筆者は考える。そこでこの記事では、インターネットに接続できない場合、ラジオ/ワンセグ非対応端末のユーザーが、情報を取得する方法はあるのかを考えてみたい。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月11日 更新
  1. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. auの「iPhone 17(256GB)」、MNPとUQ mobileからの乗り換えで2年6400円に (2026年02月09日)
  4. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  7. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  8. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  9. 「MNP短期解約を対策してほしい」――携帯4キャリアが訴え 電気通信事業法のルールが足かせに (2026年01月20日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年