2番目の「TORQUE」ならではといえば「Action Overlay」。これは刺さる人にはめっちゃ刺さりそう。
アクションカメラとして固定して撮影するときに使うのだけど、動画にアクション情報(地図や速度や距離や天気など)を重ねて記録してしてくれるのだ。
これは試してみなければ、ってことでやってみた。
自転車につけて公園のサイクリングロードを軽く走ってみるので、Bikeモードに。
画面はこんな感じだ(縦位置動画モード時)。静止画モードにすれば走行中に静止画を撮ることもできる。
端末を横位置にセットし、サイクリングコースを走った様子を1分ちょっとにまとめてみたのでどうぞ。
左下にスピードメーター(そして走行時間や距離とG)、左上に時刻と天候、右には標高と走行距離、そして地図が出ているのが楽しい。映像付走行記録をとれるのだ。まあ何時間も撮り続けるのは現実的ではないので、日常的に使うのは難しいけど。
走行記録も一緒に残せるのは大変面白くてありがたいのだが、映像の画質やブレ補正という面ではそこまでよくはない。クオリティーでいえば、GoProやDJIやInsta360といった専業アクションカメラの方が上だ。
ただ、画質より走行記録を残すならTORQUEである。走行記録って楽しいしね。
今回は本体のみを借りたので手持ちのシステムで自転車に端末を固定したけど(動画で右隅に黒いものが写り込んでるのはそのせい)、別売りで専用のホルダーやアタッチメント(マルチホルダー)が用意されており、それらを市販のアクセサリーと組み合わせれば身体やバイクにきちっと装着することができる。
さらにTORQUEらしいところでは水中モード。
タッチスクリーンが無効になるが、撮影はたくさんあるボタンを組み合わせて行える。
TORQUEには電源ボタンと音量調節ボタンに加えて、カメラボタン(カメラ起動の他、シャッターとして使える)、ダイレクトボタン、ボディーカメラボタンの3つがあるからそれを駆使するのである。
それぞれカスタマイズ可能だが、面白いのは上面にあるボディーカメラボタン。
これを長押しすると即座に動画の撮影がはじまるのだ。アタッチメントを使ってカメラを外側にして身体につけておけば、撮りたいときに即座に動画を撮れるのだ。
4つ目のユニークなカメラ機能として挙げたいのはFishing。
釣った魚の記録をする機能で、撮影場所や日時と同時に魚の大きさを測定して写真とともに記録してくれるもの。
このようにアクティビティー向けの機能満載で、面白いのである。
では、肝心要のカメラの画質はどうだろう?
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