タフネススマホ「TORQUE G06」のカメラはあれこれ遊んでみよう アウトドアカメラとして面白い!荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2024年02月05日 15時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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刺さる人には刺さる「Action Overlay」

 2番目の「TORQUE」ならではといえば「Action Overlay」。これは刺さる人にはめっちゃ刺さりそう。

TORQUE G06 Action Overlayの解説。いろんな情報をオーバーレイできるのが楽しそう

 アクションカメラとして固定して撮影するときに使うのだけど、動画にアクション情報(地図や速度や距離や天気など)を重ねて記録してしてくれるのだ。

 これは試してみなければ、ってことでやってみた。

 自転車につけて公園のサイクリングロードを軽く走ってみるので、Bikeモードに。

TORQUE G06 バイクの場合は「モード」をBikeにすること

 画面はこんな感じだ(縦位置動画モード時)。静止画モードにすれば走行中に静止画を撮ることもできる。

TORQUE G06 撮影時の画面はこんな感じ(見て分かる通り、静止した状態でスクリーンショットとっております)。左下はスピードメーターだ

 端末を横位置にセットし、サイクリングコースを走った様子を1分ちょっとにまとめてみたのでどうぞ。

走行中の動画。速度はたぶんGPSデータから計算しているので、自転車に備え付けるスピードメーター正確ではないと思われる

 左下にスピードメーター(そして走行時間や距離とG)、左上に時刻と天候、右には標高と走行距離、そして地図が出ているのが楽しい。映像付走行記録をとれるのだ。まあ何時間も撮り続けるのは現実的ではないので、日常的に使うのは難しいけど。

 走行記録も一緒に残せるのは大変面白くてありがたいのだが、映像の画質やブレ補正という面ではそこまでよくはない。クオリティーでいえば、GoProやDJIやInsta360といった専業アクションカメラの方が上だ。

 ただ、画質より走行記録を残すならTORQUEである。走行記録って楽しいしね。

 今回は本体のみを借りたので手持ちのシステムで自転車に端末を固定したけど(動画で右隅に黒いものが写り込んでるのはそのせい)、別売りで専用のホルダーやアタッチメント(マルチホルダー)が用意されており、それらを市販のアクセサリーと組み合わせれば身体やバイクにきちっと装着することができる。

“らしさ'が映える「水中モード」

 さらにTORQUEらしいところでは水中モード。

TORQUE G06 水中モードにすると、最初にレクチャーしてくれるのがありがたい。タッチスクリーンは無効になるので、終了の仕方だけは覚えるべし
TORQUE G06 水中モード時の画面。タッチスクリーンがサムネイル以外無効になり、使えるボタンの解説があらわれる

 タッチスクリーンが無効になるが、撮影はたくさんあるボタンを組み合わせて行える。

 TORQUEには電源ボタンと音量調節ボタンに加えて、カメラボタン(カメラ起動の他、シャッターとして使える)、ダイレクトボタン、ボディーカメラボタンの3つがあるからそれを駆使するのである。

TORQUE G06 3つのボタンがある。普段は好きな機能にカスタマイズできるから便利
TORQUE G06 カメラボタンはもちろんシャッターにも使える

 それぞれカスタマイズ可能だが、面白いのは上面にあるボディーカメラボタン。

TORQUE G06 上面にあるのはボディーカメラボタン。長押しをするとすぐ録画を開始してくれる

 これを長押しすると即座に動画の撮影がはじまるのだ。アタッチメントを使ってカメラを外側にして身体につけておけば、撮りたいときに即座に動画を撮れるのだ。

魚釣りをする人は絶対使ってみてほしい「Fishing」

 4つ目のユニークなカメラ機能として挙げたいのはFishing。

 釣った魚の記録をする機能で、撮影場所や日時と同時に魚の大きさを測定して写真とともに記録してくれるもの。

TORQUE G06 Fishingモードで撮ると、釣った魚の写真と同時に大きさの測定までしてくれる。手元に魚がないので試せてないけど。

 このようにアクティビティー向けの機能満載で、面白いのである。

 では、肝心要のカメラの画質はどうだろう?

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