KDDIは、2月14日に衛星ブロードバンド「Starlink」の海上向けサービス「MARITIME」を領海外でサービス開始した。
制度改定に伴い、領海の基線から外側12海里(約22km)を超える接続水域、排他的経済水域、公海でStarlinkを利用可能になる。公海などで運航する大型旅客船や遠洋漁業船、学術研究船などでリアルタイムでの気象情報や海洋情報の取得や送信が可能になる他、緊急時の迅速な連絡手段の確保や長期乗船で働く船員の満足度向上などの課題解決につながるという。
郵船クルーズが運航する客船「飛鳥II」へStarlinkの導入が決定し、領海内外で高速インターネット接続が可能になるため、より快適なクルーズライフを楽しめるとしている。
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