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モバイルSuicaでの「通学証明書」、当日中承認の締め切りをもっと遅くできない? JR東日本に聞いた(2/2 ページ)

» 2024年05月02日 13時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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Suicaカードで定期券を買った後に取り込む方法もアリ

 モバイルSuicaでは、有効な定期券情報を持つSuicaカード(Suica定期券)から情報を移行して使うことも可能です。Apple PayのSuicaの場合は、無記名(持参人式)のSuicaカードや、記名式のSuicaカード(My Suicaカード)からの移行にも対応します。

 カード情報の取り込み方は、使う端末の種類によって異なります。

取り込めないSuicaカードもある

 以下のいずれかに当てはまるSuicaカードは、モバイルSuicaに取り込めません。

  • 「通勤」と「通学」が混載された2区間定期券を使っている(※2)
  • JR東海(TOICA)エリアをまたぐ定期券情報を搭載している
  • 小児運賃が適用されている(小児用Suicaカード、障がい者用Suicaカードなど)
  • クレジットカード/キャッシュカードと一体化されている
  • 学生証/従業員証と一体化されている
  • 他社が発売したもの(りんかいSuica/モノレールSuica/地域連携ICカード)
  • カード自体に有効期限が設定されている(Welcome Suica/Suica Light)
  • 改札に「入場」している状態である
  • 有効な「Suicaグリーン券」の情報が書き込まれている

 なお、おサイフケータイのモバイルSuicaでは定期券情報が搭載されていない(有効期限が切れている)Suicaカードも取り込めません

(※2)混載のない2区間定期券はモバイルSuicaに移行できます

取り込んだ後のSuicaカードの取り扱い

 モバイルSuicaに取り込まれたSuicaカードは、手続きが完了した段階で利用できなくなります。無効化されたカードは、JR東日本の「みどりの窓口」に持参するとデポジット(預かり金)を返金してもらえます。みどりの窓口がない駅では、駅係員に相談してください。なお、記名式のSuicaカード(My Suica/Suica定期券、以下同)を返却する際は、写真付きの公的証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)を持参してください。


おサイフケータイ(Androidスマホ)の場合

 おサイフケータイ対応のAndroidスマートフォンの場合、原則としてモバイルSuicaの新規登録と同じタイミングでのみ移行可能です(※3)。移行したいSuicaカードを手元に用意して、以下の手順で移行してください。

  1. スマホで「モバイルSuicaアプリ」を起動
  2. 「新規会員登録」をタップ
  3. 規約と特約をよく読んで「同意して会員登録する」をタップ
  4. 会員登録用のメールアドレスを入力して「メール送信」をタップ
  5. メールに記載された「確認コード」を入力して「次へ」をタップ
  6. 希望するパスワードを入力して「次へ」をタップ
  7. ユーザー情報を入力して「次へ」をタップ(氏名/生年月日/性別は定期券にそろえる
  8. 登録内容を確認して「次へ」をタップ
  9. クレジットカード情報を登録する(任意:※4)
  10. 「モバイルSuicに取り込む」を選択して「次へ」をタップ
  11. 移行に関する注意をよく読んでから「次へ」をタップ
  12. Suicaカード裏面にあるSuica ID(カード固有の番号)と、定期券の有効期限を入力して「次へ」をタップ
  13. 取り込む内容を確認して「取り込む」をタップ

 取り込みが完了すると、おサイフケータイに新しいカードの情報が書き込まれ(Suica IDも変わります)、取り込み元のSuicaカードはすぐに使えなくなります。ただし、移行当日は定期券以外の機能が使えません。SF(プリペイド)残高は、翌日午前5時以降にアプリからダウンロードすることで利用できるようになります。

(※3)既にモバイルSuicaで別のカードを使っている場合は、いったん解約した上で再登録する必要があります。ただし、モバイルSuicaを複数枚発行できる機種(参考記事)では、会員登録し直すことなく既存のSuica定期券を取り込めます
(※4)クレジットカード情報を登録しない場合、定期券購入時に「Google ウォレット(Google Pay)」に登録したクレジット/デビット/プリペイドカードで支払う必要があります。なお、中学生/高校生の通学定期券については、保護者などのカードによる「代理決済」も可能です(参考記事

新しい機種なら会員登録済みでもOK おサイフケータイ対応Androidスマートフォンのうち、比較的新しい機種(交通系ICカードを複数枚搭載できる機種)であれば、既存のSuica定期券を追加カードとして取り込むことも可能です

Apple Pay(iPhone/Apple Watch)の場合

 Apple Pay(iPhone/Apple Watch)では、取り込みに対応しないカード(先述)を除く、原則として“全ての”Suicaカードを取り込めます(※5、6)。移行に当たっては、iPhoneにプリインストールされた「Wallet(ウォレット)アプリ」を利用します。移行したいSuicaカードを手元に用意して、以下の手順で移行してください。

  1. iPhoneで「ウォレット(Wallet)」アプリを起動
  2. 「+(追加)」アイコンをタップ
  3. 「交通系ICカード」をタップ
  4. 「Suica」をタップ
  5. お手持ちのカードを追加」をタップ
  6. Suicaカード裏面にあるSuica IDと生年月日(※6)を入力して「次へ」をタップ
  7. 利用規約をよく読んで「同意する」をタップ
  8. 画面の指示通りにSuicaカードの上にiPhoneを載せてしばらく待つ
  9. 完了画面が出てきたら「次へ」をタップ
  10. 「完了」をタップ

 取り込みが完了すると、取り込み元のSuicaカードに搭載されていた全ての情報が移行されます(Suica IDは変わります)。移行の瞬間からフル活用できるのがApple Payのメリットです。

 なお、このままでは定期券の新規購入や区間変更は行えないので、別途「Suicaアプリ」をダウンロードして、会員登録を行うことをお勧めします。

(※5)SF残高が1万9501円以上ある場合は取り込めません(残高を1万9501円未満にしてから取り込み操作を行ってください)。
(※6)記名式のSuicaを複数枚取り込むことも可能ですが、全て同一氏名かつ同一生年月日である必要があります(氏名や生年月日が異なるカードは新規発行/取り込みできません)。なお、1枚でも記名式のSuicaが登録されている場合、無記名のSuicaカードは自動的に記名式に変更されます(無記名のSuicaカードを取り込んだ場合も同様です)
(※6)無記名のSuicaカードを取り込む場合は、生年月日の入力を省略できます

取り込み Apple PayのSuicaでは、カード情報をその場で“丸ごと”取り込めるようになっています
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