ジェスチャーで手裏剣を打て! GraffityがApple Vision Pro向け空間シューティングゲーム「Shuriken Survivor」をリリース 買い切りで500円

» 2024年06月28日 09時00分 公開

 Graffityは6月28日、Apple Vision Pro向けスペーシャル(空間)シューティングゲーム「Shuriken Survivor」をリリースした。中国を除くApple Vision Pro販売国のApp Storeでダウンロード可能な有償アプリで、日本における販売価格は500円となる。

【更新:9時15分】実際に体験している様子の画像を追加しました

Graffity Vision Pro向けスペーシャルシューティングゲーム「Shuriken Survivor」

 本作は実際に敵へ照準を合わせ、手裏剣を投げようなジェスチャー動作で邪悪な忍者軍団から城を守るのが目的のゲームとなる。敵を倒すとレベルアップして手裏剣や城を強化できる。一定時間経過後にボスが出現し、アップグレードした手裏剣でボスを撃破していく。

 同社はスマートフォン向けの空間ゲームの開発も手掛けているが、デバイスを頭に取り付けるという特性を考慮して「短時間で何回も楽しめることに注力して作った」という。また、敵が実際の障害物を“避けて”移動するなど、Apple Vision Proの特性を生かした作り込みもなされている。

Graffity 手を“擦って”前に出す操作をすることで、手裏剣を投げられる
Graffity 手裏剣を使って、鳥居から出てくる邪悪な忍者軍団を倒していく
Graffity 敵を一定数倒すとレベルアップできる。レベルアップすると3つの強化オプションから好きなものを選んで強化できる
Graffity 一定時間経過すると、ボスが出現する

 同社はApple Vision Proが可能とする視線や手首のジェスチャーを活用した入力システムに注目。コントローラー操作では得られない直感的なゲーム体験の提供を目指して開発したという。開発にはあえて「Unity」を利用し、ジェスチャー操作回りは自社でライブラリーを作って実装したという。その結果、ARの強みである空間認識と身体性を両立したゲーム体験を実現できたとのことだ。

実際に体験している様子 編集担当者が実際に体験している様子。「思った以上に“手応え”があって、いい運動になるかもしれない。面白い」と語っていた

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